定義
過敏性腸症候群。
よく耳にするという方も多いのではないでしょうか?
定義といたしましては腸の粘膜が過敏になったりすることで過敏性腸症候群の症状が現れ、腹痛を伴う下痢便秘などの便通異常を伴う病気を指します。
消化管の機能の障害がきっかけで起きる疾患のうちもっとも発症頻度が高いとされています。
また、機能性ディスペプシアと同じように内視鏡検査や血液検査では異常が見られないものの下痢や便秘といった症状が出るのも特徴です。
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結論から申し上げると、関係あります。
昔から言葉としてもありますよね。
イライラすると、腹が立つとか。
こういった面からも感情とお腹は関係が深いと言えます。
機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群、下痢や便秘といったお腹のお悩みには不安や抑うつ気分が多く見られ、発症に関与していると考えられます。
なぜなら脳と胃腸は「腸脳相関」という双方向の関係を築き、お互いに情報を交換し合ってます。
例えば不安や緊張などの精神的ストレスが続けば「脳→胃腸」の経路で自律神経の中でも興奮しているときに優位になる交感神経の働きにより、胃腸の働きは悪くなります。
その結果、消化不良、食欲不振、腸も機能しないと下痢や便秘になります。
よって精神面、心の面と腸は互いに相互に関連してます。
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よくある質問のひとつで「胃の検査では異常がないけれど胃の不快感が出るってありますか?」というもの。
結論から申し上げると、胃の検査では異常がなくても胃の自覚症状があることは多いです。
これは研究もされています。
ストレス性胃潰瘍研究の第一人者である並木正義先生によると、胃粘膜の異常と胃の不快症状は必ずしもイコールではない。
また、胃の萎縮が少ない人ほど胃の不快症状や胃の膨満感が多いという研究結果があるくらいです。
ちなみに鍼灸院でも多いです。
こういった症例でもそうですが体表に硬さなどの”反応”がでます。
その硬さを鍼やお灸で緩和させれば胃の不快症状が楽になる症例は非常に多いです。
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