今日は自分が行っている治療に関わるお話をします。
病院であったり、接骨院、その他治療院ではよくある例であれば『椎間板がとびだしていてそこが神経に当たって痛んでしびれている。』とか『○○の部分がこう外力がかかり、ここが損傷して痛んでいる~』という説明をされることが多いと思います。
これをこうでも言いましょうか。

機械的な構造論
僕はもともとそっち派でした。
スポーツのトレーナーをやっていましたからね。
今はどちらかというと人を有機体として見る考え方にシフトしています。

有機論
森の木々、河川の流れ、風、日差しのように柔軟に変化していくもの。
人も同じという考え方です。
別にどちらがよくてどちらがよくないという話ではありません。
なぜ僕が後者になったのか?
もちろん鍼灸でも古典派であり、アクティベータメソッドや心身条件反射療法を学習しているというのもあります。
その前に。
一緒にトレーナーをやっていた人たちやキックボクシング選手をみているフィジカルのトレーナーさんのレベルが半端なく高すぎた。
その当時僕が勤めていた職場は全然検査とかしなかったので、もうその方達との差はついていて。
その時僕は悟りました。
勝てねぇ・・・
そこで僕は僕での路線を行こうとした次第であります。
もともと古典派の鍼灸治療を受けていて症状を追うのではなくそれを視野に入れつつ脈の変化で身体の不調が治ったりしていましたし。
例えばヘルニアであっても症状がある人とない人の差に疑問を持っていましたのでそれを解消してくれる有機的な考えの方が僕には合っていたので結果的にものすごく良かったと思います。
メンタル面の治療もペットの治療も出来るようになりましたしね。
時には前向きな妥協も功を奏し、未来を拓きますね。
では、今日もがんばります!
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
ご予約・ご相談お待ちしております。