今日は原因不明の動悸でお悩みだった方の症例を報告します。
初診は9月下旬
その症状が出始めたのは8月。
それまでに心電図を取ったり、血液検査をしたり、画像を撮ったりしました。
しかし、全てが【異常なし】
『とりあえず様子をみましょう』となりました。
様子をみている最中でエキテンをご覧になられて来院されました。
動悸は10段階で評価をしていただくと4。
その状態がじわ~っと続く。
体の中に聞いていっても4。
治療は心身条件反射療法で対応。
大脳辺縁系の【感情】→【勝利】で反応。
詳しく見ていくと『趣味関係』で一緒にやっている友人よりもご自身の方が優れていると出たのでそこを調整。
他に何かないかをみていくと。
脳幹脊髄系の【聴覚】→【自分の声】で反応。
これは自分の内面の声なのですが他に大脳辺縁系の【価値観】で反応。
価値観の中でも【刺激・変化・挑戦】と出ました。
これはご自分の中で『今の現状を脱却・挑戦したい。』というのがありましたのでそこを自分の声と絡めて調整。
すると。
ご自分の自覚として4→0
身体の中に聞いていくと4→0
その日は終了となりました。
次回お聞きした時には動悸は無くなっていました。
このようにご自分の心理的なソフト面が絡む症状が緩解する例はよくあります。
本当に心身条件反射療法で引き出される自然治癒力はすごいなぁと改めて勉強になりました。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
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