この方はおとといに連絡がありました。
『マッサージに行って、次の日腰が痛くって・・・』
『今日の今日って空いてますか?』
ちょうど新患さんが入れるスペースがありました。
なかなか歩くのもしんどそうですが待ち合いへ。
問診票を記入してもらいました。
当院の問診票は患者さんの未来を拓くための重要なものとなります。
この方は【あなたにとってどのような状態が健康だと思いますか?】という項目が空欄でした。
聞くところによると腰が痛い日がもうかれこれ10年以上あり、全く健康とかイメージができないという理由でした。
とりあえず空欄のまま魔法の問診へ。
細かくは書けないのですが数年前から会社の代表に就任。
それまでは体を動かす関係の内容が多かったけれど、それ以来後ろ向きな内勤が増えてきたとのこと。
仮に腰痛が無い状態で今の業務ができるとしたらというイメージをして頂くと何かが見えたようです。
腰痛がない状態で仕事に励めるのが自分にとって健康であると記入をして頂きました。
そして検査及び治療へ
仰向けになったりうつ伏せになったり体位をコロコロ変えにくいので立った状態で検査。
フィンガーテストと患者さんの三角筋を使ってのマッスルテストというダブルチェックをしました。(ここは専門用語)
そしたら上体を反る動きと左にねじる動きで反応が出ました。
患者さんの訴えは痛みのスケールは9。
かなりきついとのこと。
うつ伏せでアクティベータメソッドを行いました。
ベーシックスキャンのみ。
その後、耳の腰部に鍼を行い。キネシオテープで補助。
その日は終了。
痛みのスケールは5まで下降。
歩きやすそうに帰られました。
あえて安静の指示はしていません。
動ける範囲では動いて下さいとお伝えしました。
次の日
急性腰痛なので詰めて診ます。
だいぶ歩きやすそうです。
痛みのスケールは4。
もうベッドに仰向けにしても大丈夫だろうと判断できるくらいでしたので仰向けに。
今回は腰を反る動きのみで反応。
治療はアクティベータメソッドのベーシックスキャンと腰をアドバンスで行いました。
痛みのスケールは2まで下降。(僕の検査では1)
まだ痛みは感じるけれどかなり変わったことを実感して頂けました。
ここから1週間ほど出張があったりして間が空いてしまいますがしっかりと仕事ができるように準備をさせていただきました。
翌週また治療をさせて頂き、その方のなりたい自分に近づけるために治療をしていきたいと思います。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
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