皆様
HPのご閲覧ありがとうございます。
さて、水分を取りましょうといわれるこの季節。
注意しておいたほうが良い事柄があります。
【水中毒】
水の過剰摂取により血液中のナトリウムイオン濃度が低下して起きる中毒。
※ナトリウムイオン:簡単にいうと体内に含まれる化学物質。塩をイメージすると良い。
これに注意しておきたい。
10リットル飲むと危険!
腎臓が水を処理する速度は通常で分速16ミリリットル。
これを超えて水を取り込んでしまうと過剰摂取になり体内の電解質のバランスを崩し、
脳や心臓、筋肉が正常に働かなくなる。
具体的な症状として軽い疲労感や頭痛、嘔吐、重症の場合は呼吸困難、こん睡、場合によっては死亡する例もあるようです。
良く水分をとる人で常に疲れているような感覚を持つ人は一度水中毒を疑ってみると良いかもしれません。
よって、水ダイエットといって食事を抜いて水で空腹感を満たす試みをするのは注意です。
確かに食べなくても水で生きることは出来ますけれど良くはないという事が分かります。
僕はかつて夏バテを避けようとして水をすごくとっていました。
しかし、だるさがどんどんでてくるばかり。
それで、現在学んでいる漢方鍼医会の先生のところに治療を受けに行ったことがあります。
その時、『こりゃあ、水毒(水中毒のこと)ですね。水のさばきが追い付いていないですよ。』といわれ足の三焦という部分にアプローチして頂いたことがあります。
その後改善。
それ以来足の三焦と水の取りすぎは教訓になっております。
そんな水毒での疲れ、冷房で冷えたりしていても起こる水のさばきの悪さにも治療はgood!です。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
ご予約・ご相談お待ちしております。