10月14日中京大学豊田校舎で愛知大学HERCULRS-名古屋工業大学silverbacksの試合が行われました。
まだすべての日程を消化していないので確定ではないですが勝てば入れ替え戦を回避する可能性が増え、負ければ入れ替え戦出場が近づいてしまう重い意味を持つ試合です。
ちなみに僕は愛知大学出身です。
そっち目線でいきます。
試合は前半序盤名古屋工業大学に流れがありました。
実際にじわじわ攻められ、先制を許し、0-7。
さらに名古屋工業大学が完璧にデザインしたプレーでさらに加点で0-14。
アメフトは一本のタッチダウンで6点、その後のキックで1点が入ります。
しかし、その後愛知大学に流れが傾き、QB17とWR4を中心に返す。
これはタッチダウン後のキック。
これで7-14。
その後も愛知大学に流れはあったと思います。
敵陣ゴール前5ヤードまで攻め込む愛知大学。
QB17の投じたパスはWRの手元に入りタッチダウン!!
しかし、反則が発生し取り消しに・・・
ここもアメフトの面白い場面ではあります。
反則の持つ意味も大きいんです。
その後反則がかさんで15ヤードまで下げられる愛知大学。
前半残り3秒。
4th15ヤードで3点入るキックを選ばず、タッチダウンを狙いに行くも失敗。
前半をこのスコアで折り返すことに。
後半3Qは硬直状態が続き、4Q早々相手のミスから愛知大学がタッチダウンを決めて14-14に。
その後残り5分30秒ほどで名古屋工業大学がタッチダウン決める。
ここで幸運なことにタッチダウン後のプレーで得点が入らず20-14で名古屋工業大学リード。
しかし、ここからドラマが連続する。
その後のキックのリターンで愛知大学の4番が激走をみせて敵陣まで戻したのである。
そこから愛知大学の攻撃がスタートする。
消耗しつつあるラインと呼ばれる屈強なポジション。
本当にあのポジションは頑張ったと思う。
じりじり攻め込み、愛知大学の4番がエンドゾーンに飛び込んだことでタッチダウン!
会場は大爆発。
キックも決まり20-21で後半残り2:37秒で愛知大学が勝ち越し。
その後の彼ら。
僕は歴史が変わるかもしれないと思いました。
歴史が変わるとは?
愛知大学は東海学生アメリカンフットボール1部リーグに所属しています。
その1部リーグに所属している時は必ず入れ替え戦に出場していたからです。
そう。
入れ替え戦回避、残留という歴史が!!
本当に長い2分半でしたね。
名古屋工業大学も必死ですよ。
彼らもスペシャルプレーと呼ばれるトリッキーなプレーで組み立てを図り、残り50秒。
敵陣10ヤードまで攻め込んできました。
そこで試みる名古屋工業大学のFG。
これが決まれば3点追加で勝ち越しです。
無情にもH型のポールの内に。
これで名古屋工業大学が23-21で勝ち越し。
そのまま時間が流れて23-21で試合は終了を迎えました。
お客さんとしてはすごく感情が動かされるような試合でした。
初めてアメフトを観に行くような方がもしいたのであれば愛知大学もしくは名古屋工業大学のファンになっていたでしょう。
それくらいの試合でした。
そしていい試合というのは試合が終わってからも観客の脳裏に焼き付きます。
前半の最後にFGとかやってたらどうなってかなかぁとか、名古屋工業大学もハーフタイムに鼓舞していたなぁとか。
色々と感じました。
そして、何よりも選手とスタッフ、OB、OG、父兄、自然と会話をしました。
僕の一角は4番の父兄の方がいたので大盛り上がりでしたし僕も自分の子供があれだけ活躍していたら泣くなと思いました。
また、激闘を終えた選手。
泣いてました。
内容に感動した僕と一緒に見ていた後輩は全然つながりもない今の学生に自然と声をかけました。
彼らから確実に気持ちを頂いてたんですね。
みんな心が動かされた。
そんな試合でした。
とにかくみんな頑張った。
いいもの見させてもらったよ!
ありがとう。
この試合で終わりじゃない。
また次勝てばいい。
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