今日のブログは題名が意味深のようなそうでないような感じです。
個人的にちょっと考えさせられる出来事がありました。
往診帰りに車でラジオを聞いていました。
するとラジオからこんなコメントが。。
イラストはラジオです。
『いやぁ、先日マッサージに行ってきましてね。マッサージ受けている途中でドンドン圧が抜けていくんですよ。するとですね。「ぐぅ~。ぐぅ~。」っていびきが聞こえてきて他のお客さん寝てはるのかなぁと思ったらマッサージの兄ちゃんが寝てたんですよ~。』
これはけしからんですね。
話の感じでしたら無資格の人がやってるマッサージ店っぽかったです。
僕の持論になりますが鍼灸で言ったらツボをとって治療をしていくのは相手の状態を把握して薬を処方していくのと同じ。
矯正であったり、マッサージでも検査をして問題があるところにアプローチしていきます。
ひとつひとつに意味があって、オーバーな言い方かもしれませんが色々と気合いや気持ち込めてやっております。
反応のひとつひとつ微妙な変化も見逃せないわけです。
寝てて何が分かるんでしょうか??
寝てて気持ちがこもるんでしょうか??
そういった人が人の身体を触っているのが悲しかったですね。
人の身体を触ることが軽視されてるんじゃないかってね。
偶然、自分の父親もそのラジオを聞いていました。
うちの父親は僕が治療院をやるまで治療を受けに行ったことがなかったので正直そういった世間の動向がよくわかってなかったです。
『コンビニの跡地やスーパーとかに入ってるのとお前さんみたいに学校行った人とは何が違うの??』と治療を受けに来た父が聞いてきましたのでこんな感じで解説いたしました。
要は、
もみほぐし、リラクゼーション、整体っていう名目でやっているところは資格を持ってない人が多い。
ジャンルとしては癒し・リラクゼーションというカテゴリーになっているのであくまで治療ではないから資格は要らないという感じです。
本来であれば国が定めた養成機関で専門の教育を受けて、国家試験に合格をしないといけない。これは法律で決められている。
無資格のお店はそういった教育がされていないところもあるのは事実。法律違反といえば法律違反。
ある程度の違いといえば有資格者の院と無資格者のお店では有資格者の方はマッサージという表記ができたり、保険が使えたりするけれど無資格者の方はそれができないけれど価格を載せれたりする。
などなど。。。。
車の運転や美容師さんやふぐの調理師であれば思いっきり叩かれるような内容です。
一概には言えないけれど無資格者のお店などでお客さんを触るようになって突き詰めて勉強をしている人は有資格者の人に比べて少ないような印象を受けます。
意識の差もあるような気がします。
これは分からないですが僕の私見です。
ジャンルとして癒しとかリラクゼーションが確立してしまっているので否定はしませんが寝て施術しているっていうのは何とも残念でした。
治療じゃないからそれでいいのか?
もっとプライドを持って人と向き合うべきではないか?
と思い今日のブログの〆とさせて頂きます。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
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