耳鳴りの症例
当院は突発性難聴、耳鳴りの耳鼻科症状の治療を専門分野の一つとしています。
今回は耳鳴りの症例をご紹介します。
患者さん
50代男性あま市
鍼灸を受けるのは初めて。
ご家族のご紹介でご来院。
ご来院
2019年10月〜(現在メンテナンス)
週1ペースでご来院。
症状
4年前まで立ち仕事をされていた。
その後デスクワークを中心のお仕事に転職され、その後右耳の耳鳴りに悩まされるようになった。
基本的に耳がザーッとなっているように感じる。
それまでは全然気にならなかった首や肩のコリも気になるようになっていた。
ちなみに耳の聞こえ自体は悪くない。
治療
首や肩の緊張を見ていくと右側に強く緊張が見られた。
その部位を緩めるために足部やふくらはぎや背中のツボを使った。
初回以降から耳の聞こえが和らいでいき、3回目以降から意識しなければ耳鳴りは気にならなくなったとのこと。
現在は日常のメンテナンスで通われているがその後も再発はない。
使ったツボ
・僕参、築賓、飛揚
・T2(1.5)
まとめ
耳鳴りは耳周囲の血流がポイントになってくる。
耳鳴りが起きているときは首や肩の緊張も強くその点で血流の悪さを引き起こしている事が考えられる。
そのため今回のようにそれらを和らげる事で改善につながるケースは多い。
また経絡という東洋医学独自の考え方では腎経や膀胱経といった耳と関与が深い経絡に所属するツボで結果が出たことも興味深い考察である。
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フルミチ鍼灸院
愛知県あま市古道長田451−1
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