あま市の鍼灸「自律神経・お腹のお悩み専門」フルミチ鍼灸院
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お灸のお話。

今日で9月も終わりですね。
9月
きゅ~月という事で今日は。。。
やいとの絵

お灸について掘り下げていきたいと思います。
お灸といえば悪いことをしたら『お灸すえたろか!』という文句があるようにちょっと怖い印象があります。
ん~、今思えばなんと営業妨害なお話しかと。。。
しかし、おじいさんやおばあちゃんの背中をみると大きな跡が残っているのをみるとものすごく怖いものにも見えます。
あれは打濃灸といってわざと火傷を作って、ここに相撲膏を貼ってわざと化膿をさせ、排膿をさせる目的があります。
最近では森三中の大島さんも妊娠中にお灸をしていたという事がご主人の鈴木おさむさんのブログにありました。
今ではお灸女子という言葉があるくらいポピュラーな存在になりつつあります。
さて、今回はスギヤマ治療院で使っているお灸を紹介いたします。
知熱灸(ちねつきゅう)

これは僕が尊敬してやまない清洲鍼灸治療院の先生方からご教授頂いた技術です。
もともとはこういった、

もぐさのかたまりです。
これは比較的温度が高めな粗悪もぐさと呼ばれるものです。
これを練っていき。。

こうなるわけです。(最初はへたくそでしたがいい感じです。)
これは知熱灸といって、1cmほどの三角錐状に揉み固めたもぐさを8分くらい燃やしたところで取る、火傷をさせないお灸です。
今までは筒の中で燃やすお灸をしていましたが筒が高温で水ぶくれが起きる場合もありました(自分で実験。今でもかゆいです。)ので知熱灸に研究開発です。
ほんのりと発赤・発汗させます。
手技としては温めるという意味では補う感じですが、汗をかかせて熱を抜いていますので結果としていらないものを取り除く形になります。
例えば捻挫・ぎっくり腰など熱(陽)に対してお灸の陽を加えることで陽を極まらせて陰にさせる。結果的に熱を取り除き慢性化を防ぎます。
なので後遺症もアイシングよりも残りにくいと思います。
熱以外にも硬結つまり硬い部分に知熱灸を行うとき
水が停滞している時、むくみ
にも非常に有効です。
昔ながらのお灸のやり方ですが、温故知新の精神で古いものを温め、現代に生かして、多くの人を笑顔にできるようにお灸はもちろん他の治療もかんばります。
明日もあさイチから予約が入っておりますので10月もしっかりと頑張りたいと思います。
では皆様よろしくお願いします。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照


ご予約・ご相談お待ちしております。

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