五十肩の症例報告
今日は五十肩の症例を報告します。
当院にいらっしゃる方は腕が上に挙がらない、腕が後ろに回せない(結帯障害)という症状が多いです。
今回はその両方が複合した症例になります。
患者さん
50代 女性 あま市在住 鍼灸の経験あり
来院
2019年11月〜12月
症状
夏頃から肩が痛く挙げにくくなり、加えて後ろに腕もまわしにくくなってきた。
整形外科や接骨院に行くものの変化が感じられず、11月になり当院にご来院された。
施術
全3回
肩関節の動きの起点となる首の反応をとる足のツボ
腕を上げにくくしている原因点となる足のツボ
腕を後ろにまわすと腕の前側痛む際に有効な背中のツボ
などを取っていくことで回を追うごとに腕を上にあげたり、後ろにまわしたりしても生活には支障が出なくなってきた。
ツボ
左申脈、左胸椎のツボ、左足太陽
考察
揉んだり、電気を流したり痛いところを追っても改善にはたどり着きにくい案件であったと言えます。
この場合、本質的に問題となっている場所を動きから導き出して適切なツボにアプローチをしていくことが非常に大切となります。
同じように肩が上がらない、後ろにまわせないとお悩みの方のお力になれれば幸いです。
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フルミチ鍼灸院
愛知県あま市古道長田451−1
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