コレステロールが高い際の一案
以前コレステロールについてブログでまとめました。
そこでコレステロールは悪ではなく体にとって必要なものの原料になると紹介しました。
しかし、血液検査でLDLコレステロールが高い値になってるという人もいるかもしれません。
LDLコレステロールの理想値は100だけれど200もあるという場合など。
要因はいくつかあります。
家族性という要因もあります。
ストレスがきっかけという場合もあります。
今回の一案は後者の場合を取り上げます。
そもそも血液検査でLDLコレステロールが高いとはどういうことなのか?
それは胆汁酸や細胞膜の原料となれずにあぶれてしまっていて血中に溢れ出している結果、血中LDLコレステロールは高くなってしまいます。
逆にLDLコレステロールはタンパク質でできていますのでタンパク質不足の場合はLDLコレステロールは低値になります。
ということはLDLコレステロールは低ければいいというわけではないということです。
さて話を戻すとLDLコレステロールが高値の時はどうするか?
高くなったものを胆汁酸に流してあげればいい。
LDLコレステロールの大部分は胆汁酸になりますからね。
その胆汁酸は腸の蠕動運動と大きく関わります。
実は腸と胆汁酸を作る肝臓は腸肝循環といってうまく交通しあっていることもあり、腸の蠕動運動が起きていないと胆汁酸には流せれません。
その腸の蠕動運動は自律神経の中でも副交感神経というリラックスする神経によって行われます。
・ストレスを解消する→副交感神経優位な状況を作る
・副交感神経と大きく関わりがある迷走神経反射を利用⇄副交感神経を優位にする
・夜間低血糖を防ぎ、腸の蠕動運動を起こしてあげる
ざっとこの3点があげられます。
一案としては副交感神経を優位にさせるというところです。
これは鍼灸および栄養療法の得意とするところです。
いきなり劇的に変化をするというよりも徐々に徐々に体質が代わり数値面での変化が現れてくる案件ですので焦らず地道にやっていくことが肝心です。
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