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人間はタンパク質の仕事で成り立っている。

タンパク質の役割

僕らは人間です。

みんな一人一人仕事をしています。

世の中は誰かの仕事で成り立っているなんてジョージアのCMでありましたね。

 

タンパク質には生きていく上で欠かせないたくさんの仕事があります。

人はタンパク質の仕事で成り立っていると行っても過言ではありません。

ではタンパク質にはどのような仕事があるのでしょうか?

 

大きく分類すると機能タンパク質といって何らかの仕事を持っているものと構造タンパク質といって体を構成する材料となるものがあります。

イメージ的には筋肉を作るものというのが連想しやすいかもしれませんがそれは構造タンパクに分類されます。

 

●機能タンパク質

①酵素タンパク質

・代謝酵素:化学反応を起こさせるもの。消化吸収された栄養をもとに全身機能を安定させる働きがある。

・消化酵素:消化をする際に使われる酵素。つまり物質A→物質Bに変える際に使われます。唾液のアミラーゼが糖の消化、ペプシンがタンパク質の消化、膵臓のリパーゼが脂質の消化に使われます。

 

②輸送タンパク

・ヘモグロビン:酸素を運ぶ赤血球の構成

・セルロプラスミン:銅を運ぶ

・アルブミン:水分を運ぶ

・リポプロテイン:脂質を運ぶ、コレステロールはこれです。

 

③防御タンパク質

・免疫グロブリン:免疫に関わる細胞

 

④貯蔵タンパク

・フェリチン:鉄の貯蔵

 

●構造タンパク質

①構造タンパク

・コラーゲン:真皮、靭帯、骨や軟骨などを構成

・ケラチン:角質組織を構成、爪や髪はこれです。

 

②収縮タンパク質

・アクチン、ミオシン:筋肉を構成する繊維。これがないと筋収縮ができず、関節は動かないです

 

③受容体タンパク質

・一例インスリン受容体、サイトカイン受容体:これは簡単にいえばホルモンや神経伝達物質などをキャッチするもの。これがないと体内の環境を保つことができません。

 

このようにタンパク質にはいくつもの役割があります。

いくつもの役割があるからこそ消化、吸収がうまく行かなければ様々な不調が現れてきます。

とても重要ですね。

 

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