血糖値について
血糖値。
これは耳にしたことがあるっていう人も多いかもしれません。
テレビのCMでも血糖値が気になる方みたいなフレーズありますからね。
では一体血糖値ってなんなのでしょうか?
今日はここを掘り下げていきたいと思います。
血糖値というのは血液中のブドウ糖の量です。
低ければ低い方が良いようなイメージを持たれる方も多いですがそんなことはありません。
・空腹時は90~100mg/dlの血糖値が理想
・正常範囲は70~140mg/dlです
・教科書的には70mg/dlを低血糖と呼びます。
・実は日内変動といって1日の中でも変動します。朝の4時が最高で夕方の4時が最低になります。
お手元にある血液検査のデータを見た際に90~100それくらいの数値が理想です。
90くらいが良いですね。
でも70mg/dlが低血糖って書いてあるから78とかでもいいの?
このようなご質問はよくお受けするのですが答えは「好ましくありません」
なぜなら90を切ると人の体は血糖値が下がった=生命の危機と感じてアドレナリンなどで血糖値を上げようとします。
また血液検査はその瞬間を切り取ったものなので生活していく中では70mg/dlを下回っていることもあるわけです。
その場合。
そうなるとパニック発作やメンタル面の不調などが起きることもあります。
日内変動があるのは起きる時に高くなり、眠る準備のために徐々に低くなります。
これは副腎が出すコルチゾールの働きのためです。
しかし、低血糖症状があってコルチゾールをそれまでに使い果たしてしまうと体内時計に狂いがあり、夜眠れない、朝は起きれない、起きてもお腹が動かないので食欲がわかないといったお悩みが出てきてしまいます。
不眠や食欲不振、寝汗、歯ぎしり、悪夢を見るなどなどの背景には血糖値が関係していることも珍しくありません。
あなたの血液検査項目【血糖】はどうですか??
一度チェックしてみてください。
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