ストレスと低血糖の関係性
今日はストレスと低血糖の関係性についてみていきたいと思います。
ストレスがかかると様々な不調が出るというのは感覚的に理解はされているという方は多いのではないでしょうか?
ではなぜストレスがかかると不調が出るのかを深掘りしていきたいと思います。
この図を見てください。
右下、上司が部下を怒っています。
これが繰り返し、毎日続いているとしましょう。
それはストレス、いわばネガティブな感情として脳がキャッチします。
その脳というのは司令塔ですからストレスに対抗するホルモンであるコルチゾールを出すように副腎に指令をします。
副腎も毎日毎日ストレスのたびにコルチゾールを出していては疲れてくるわけです。
それを副腎疲労と呼ぶのですが副腎疲労があるとコルチゾールが出せなくなってきてストレスに耐えられなかったり、体内時計が狂ったりします。
また、肝臓でアミノ酸から糖を作り出す糖新生が行えなくなります。
本来眠っている時は肝グリコーゲンで糖を取り出し、その後糖新生で糖が作られます。
だから安眠できたり、メンタル面も保っておくことができます。
糖が分解されたピルビン酸、オキサロ酢酸を介して再び糖に戻っていくルートがあるのですがこのようにコルチゾールが問題なく出ていれば再び糖が作られます。
しかし、毎日毎日繰り返しストレスがかかっている場合どうなるか?
結論から言えば糖が作られません。
その理由は繰り返しのストレスにより副腎が疲れてコルチゾールが出ないことでこの経路が遮断されてしまうから。
その結果、特になている時に低血糖症状をきたします。
このような症状が出てしまいます。
よってストレスと低血糖および低血糖症状はこのような関係性があるんです。
俗に自律神経の乱れですね〜と言われるものの背景はこうなっていると考えていただくのも良いかなと思います。
やはり副腎を癒してあげることが大切です。
副腎を癒すビタミンCをたっぷりとったり、鍼灸のような施術も副腎を癒すのでおすすめです。
ご予約・ご相談お待ちしております。