アルブミンについて考える
夏に多いのかなと思うのですが水分を摂りましょうと積極的に言われますよね。
そして食欲がなく、つるんといける麺だけで食事を済ませてしまう。
なんかすごくむくむようになってきた。
冷房のせいかな…
そんな経験ありませんか?
さて、ここで考えていきたいのがアルブミン。
ネットから引用しました。
このアルブミンというのはだいたい血液検査の項目で言えば総蛋白の下くらいに書いてあります。
タンパクの中でも6〜7割を占め、血中で一番大きなタンパクとされています。
肝臓で合成されているタンパク質です。
ちなみに脳や肝臓にはミトコンドリアというエネルギーを作る工場が多いのでこのアルブミンが低いとミトコンドリア機能が低いのではないか?つまりエネルギー切れを起こしていないか?ということが考えられます。
数字で言えば4.5を刻んでいるのが理想。それ以下では質的な栄養失調、タンパクの不足を疑っても良いでしょう。
さてこのアルブミン。
大切な役割があります。
それは何かというと。
運搬を行うという重要な役割があります。
つまりアルブミンが少ない=運搬ができない=栄養などを運べない
このようなことが考えられます。
荷物頼んだのに届かんぞ!みたいなことが起こるわけです。
ではアルブミンは何を運んでいるのか?
・薬
・亜鉛やカルシウムなどのミネラル
・脂肪酸
・間接ビリルビン
・水
などなどあります。
よってアルブミンが少ないと薬が効かないとか必要なミネラルが届かないから身体に不調をきたしたり、疾病の治癒が遅れてしまいます。
今日の表題をむくむ!むくむ!としましたがアルブミンが少なければ水も運ぶことができません。
タンパク質であるアルブミンですからタンパク質不足はアルブミン不足にも繋がりますので水を運んでもらうことができずむくみ、結果的に冷えやすい体になりますよね。
また水分が運べないことから血中に水分も運べないので血中の水分量が低下して血液成分が濃くなることから数値的に一見問題がありませんなんてこともありますから注意が必要です。
このようにタンパク質を摂っておくことはむくみを解消する点においてだけではなく身体全体の調子を整える意味でも大変重要な要素となってきますね。
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