あなたは細胞
なかなか大胆なタイトルですがあなたは70兆個の細胞によって作られています。
皮膚や筋肉も細胞ですし、脳にも細胞がありますし、神経も細胞です。
細胞の質は良い方が良いです。
それはもちろんそうですよね。
その細胞には膜があります。
イメージすると細胞は水風船そのもの。
その中にいろんな器官があります。
ミトコンドリアやタンパク質を作る工場である小胞体などがあります。
水風船の表面はゴムである風船です。
細胞で言えば細胞膜です。
その細胞膜の原料になるのが脂質です。
以前こんな写真を載せたことありましたが大きく分けるとこうなります。
頭に水に馴染む、親水性の部分があって、
その胴体に水に馴染まない、疎水性の部分があります。
ちょっとイメージしにくいですがこれをリン脂質と呼びます。
このリン脂質が細胞膜を作っています。
特徴
・このリン脂質でほとんど作られる
・摂った脂肪酸の種類によって流動性や働きが変わってくる
・脂肪酸が体に様々な反応を引き起こす(エイコサノイドと呼ぶ)
なんだか難しいですが
ざっくりいうとあなたが食べたものであなたの細胞の質は決まってきます。
あなたは細胞そのものですから食べたものであなたの体質も決まってきます。
疲れやすくなったり、炎症、アレルギー体質になるのもこの点が大きく関わってきます。
気をつけたい油、オススメしたい油
気をつけたいのはリノール酸などオメガ6に分類されるもの
細かい話は置いておいて
体の反応としてかゆみ、血液を固めてしまう、炎症を促進してしまうなどが起きやすいです。
メリットとしては安価です。
オススメしたい油は亜麻仁油などのオメガ3に分類されるもの
これは先ほどのリノール酸に対して抗炎症作用や血液を固めない作用があります。
これは少量でも安価ではありません。
実はこの気をつけたい油とオススメしたい油はイス取りゲームのような関係性です。
同時に摂った場合気をつけたいリノール酸の方が体は早く採用してしまうので出来るだけ外食以外は摂らないなど気をつけた方が良いです。
他はお魚の油やオリーブオイルなどのオメガ9も良いです。
我が家ではリノール酸は一切排除し、オリーブオイルにしています。
ちなみに僕はそれくらいからなのかな鍼灸と併せて花粉症なくなりましたからね。
トランス脂肪酸
これも気をつけたい油
バターとマーガリンは違います。
マーガリンにはトランス脂肪酸という非常に硬い油が使われています。
細胞膜は柔かいのが理想です。
マーガリンだけではなくスナック菓子にも多く含まれているとされているのですがこのトランス脂肪酸が多くなると細胞膜が固くなりますので色々な不調の原因になります。
例えば赤血球。
赤血球は柔らかいゴムまりのようなのが理想です。
赤血球が固くなれば細かい指先、足先に行くことができません。
酸素が運べないということです。
慢性的に冷えたり、しびれたりの原因にもなります。
脳や神経の細胞も固くなれば物忘れが激しくなったりすることにつながることも考えられます。
油ってすごく重要です。
安価なものを選びたくなる気持ちは非常にわかりますが数十円勇気を持つことで将来すごくお釣りがくるかもしれません。
僕はそのような考え方にパラダイムシフトしました。
おかげさまでアレルギー性鼻炎がないので幸せに春を迎えられています。
ご予約・ご相談お待ちしております。