健康と美容を支えるビタミンCのお話
ビタミンCといえば非常に馴染みが深いですよね。
1日分のビタミンCなんてよく耳にしますしね。
ビタミンCに関していえば美容に効くというイメージがありますよね。
もちろん、コラーゲン生成の“一要素”として活躍するのでそのイメージは強くありますね。
摂ればとるだけ効くの?
答えはノーです。
なぜなら1回にどれだけビタミンCを摂っても体の中に入れておけるのはせいぜい60g。
レモンたったの3個分なんです。
めちゃめちゃ摂ってもそれくらいしか入れておけないわけです。
どこに消えた?ビタミンcよ
ビタミンCはとったら身体の各部にじわぁ〜と浸透していくわけではありません。
え?美肌にならないの?
はいそうです。
ビタミンCにはターゲットとしている臓器の優先順位があります。
脳や副腎や水晶体(目)や甲状腺に早くいくようになっています。
つまりそこに消えています。
肌に行くのは実は結構遅いんです。
経口的に摂取するよりも粉末を溶かして肌に塗ってしまった方が早いです。
場所によって必要量が違うビタミンC
ビタミンCは臓器により必要量が異なります。
血液中を1個のビタミンCが必要とします。
脳は20個のビタミンCを必要とします。
うつ病の人は脳の脊髄液のビタミンC濃度が低いです。
いい写真がなく漫画はたらく細胞から。
白血球は80個のビタミンCを必要とします。
風邪対策にビタミンCが必要というのはそういう意味です。
副腎はなんと150個のビタミンCを必要とします。
副腎が疲れているとストレスに対抗するコルチゾールを出すことができません。
そのコルチゾールを出すためにもビタミンCが必要です。
つまりストレスを日々抱えられていて副腎が疲労していると美肌のためにビタミンCを摂っていても優先的に副腎に使われてしまうのでそういう意味でもストレスケアは大切ですね。
だから鍼灸と美容は親和性が高いのかもしれません。
ちなみに脳と副腎のビタミンC量は需要なので保たれています。
タバコとお酒はストレス解消になるか?
ここからはちょっとした僕の仮説です。
散々ビタミンCの話をしてきました。
ちなみに肝臓もビタミンCをかなり必要とします。
なぜなら肝臓の解毒にビタミンCを使うからです。
お酒を飲み始めて数分するとビタミンCが肝臓に出向します。
ビタミンCが大量にそこで消費されます。
そしてタバコ。
タバコでもビタミンCは消費されます。
さて、ストレスに対抗するホルモンを出すのは副腎です。
副腎はビタミンCを必要とします。
すごくストレスを感じている時って酔いが深いといいますか次の日残りやすいですよね。
そう考えると本質的にはタバコと酒ではストレスは解消できないのではないかなと僕は仮説を立ててます。
いや。
でもお酒うまいですよね〜。
僕は飲んだ後必ずビタミンCを摂取します。
すると次の日の状態がやはり違う。
酔いたいのか、酔いたくないのか。。。。。あくまで嗜好品です。
ご予約・ご相談お待ちしております。