葉酸
スタッフの森部です。
妊娠中に必要な栄養素の「葉酸」についてお話します。
葉酸は赤ちゃんのDNA合成に必要な水溶性ビタミンです。妊娠初期(特に妊娠7週頃まで)の赤ちゃんの発育に欠かせません。
葉酸が不足すると二分脊椎などの神経管閉鎖障害のリスクがあります。
ですので、妊娠を計画されている女性、妊娠の可能性がある女性は妊娠が確認される前から1日400~800㎍(マイクログラム)摂取することが望ましいです。
さらに、葉酸の摂取は赤ちゃんの発育だけではなく貧血予防にもなります。
葉酸が多く含まれる食材はレバー、アボカド、ほうれん草、ブロッコリー、イチゴなどがあります。
食事から葉酸を摂ることも重要ですが、葉酸サプリメントを利用することで確実に必要量を摂取すことができます。
妊娠中は尿中の排出量が増加するため、余分に摂取する必要がありますが、過剰に摂取すると、B12欠乏症の診断を困難にするので耐容上限を超えないようにしてください。
また、個々の健康状態によっては医師から異なる摂取量を推奨されることもあるので、産婦人科医に相談することをお勧めします。
ご予約・ご相談お待ちしております。