マタニティーブルーと産後うつ
スタッフの森部です。
マタニティーブルーとは分娩後のお母さんの30~50%が経験する、気分の落ち込むような一過性の状態をいいます。
産後は急激にエストロゲンが低下し、ホルモンバランスが変わることで気持ちが不安定になり、急に涙もろくなったり、多弁になったりすることがあります。
産後うつは、産後から気分の落ち込みが2週間以上続き、不必要に自分を責める、食欲がなくなる、極度の不安などの、うつ症状が強くなる状態をさします。
マタニティーブルーの対策として、お父さんや家族がゆったりと見守ってあげることが大切です。
「そんな気持ちになるんだね」とお母さんの言動をすべて受け入れてあげてください。2週間ほどで自然に治っていきます。
産後うつは「エジンバラ産後うつ病スケール」を用いて診断します。お母さんが身のまわりのサポートをしてもらえない状況や、家庭環境のストレス、夫婦関係の不和、うつ病の既往などが産後うつのリスクとなります。
出産までに、産後の環境を整えておくことがとても大切です。
産後うつはしっかり治療したほうがいいと言われ、場合によっては精神科や心療内科での治療が必要になります。
鍼灸院でもストレスや疲労を軽減し、産後特有の不調を和らげることができるのでお気軽にお問い合わせください。
ご予約・ご相談お待ちしております。