前回、前々回と『陽気』ってものが夏のキーワードになっていました。
色々なものを育む陽気ですがその熱が強すぎると逆に身体に襲いかかってきます。
例えば暑すぎる猛暑。
猛暑は汗腺をこじ開ける。
↓
汗を漏らせる
↓
無理やり体の中に入ってくる。
前回もお話したように適度ならよいのですが無理に汗をかかせるのは血管から水を搾り取る。
水ですから冷ます役割があるのですがそれがなくなる。
無くなれば熱を身体に貯め込んでしまう。
そしたらこれはイメージですが身体が蒸れて、内臓も蒸れ、消化吸収の力が弱り、食欲不振や胃もたれなどの胃腸症状も出てきます。
だから食欲があまりないという症状が出るわけです。
鍼灸の治療ではその弱った部分を補う事で激しい夏に対応ができるようになりますよ。
つづきはまた次回。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
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