ここ最近、身体はだるくなりがちです。
そして、外と内との寒暖差も感じられたりするわけでございます。
さて、今日は鍼灸の治療の一例をお話をさせて頂きます。
本人の許可を得て掲載しております。
『写真撮って~』とリクエストがありましたのでそれを引用。
とても仲のいいご友人です。
治療は全くの初めてです。
気になる症状は冷え、むくみでした。
他は身体のだるさ、朝起きにくい、鼻がするずる。。。
顔の写真にあるのはわりとひどかった鼻の症状への局所治療です。
見切れてしまっていますが上星・下関(げかん、しものせきではない)への刺鍼。
下関は教科書で言うともっと外側ですが指を滑らした時に既定の位置より内側に指が止まったのでそこに刺鍼。
角度は中医師の先生にご教授を受けた角度で。
そしたら鼻が通りましたので王道である迎香をパスしました。
他、印堂への知熱灸。
『え??これだけでいいの??』
『芸能人のインスタグラムにはもっと鍼打ってあるやん!!』といったところですが、
この場合、鼻炎の治療を主眼にしましたのでこれくらいです。
顔への鍼灸治療以外に僕は本治法といわれる経絡の全身調整をしておりますのでメインはそれです。
考え方にもよりますが鍼灸って本来そこがメインかなとも思います。
人によってはその本治法で70~80%は治療が決まるとおっしゃる方もいるくらいです。
今は夏ですが割と脈が細く、沈みがち。
季節との不一致が起きているのがいえます。
そして、むくみもあるので水のさばきがよくないわけです。
今回は足のツボを使わせていただきました。
すると脈やお腹の状態がよくなりました~。
これは五臓六腑の弱くなった場所が強化されました。
そして自然に身体が治っていくスイッチが入ったわけです。
治療後は身体がかなり楽になり、身体も温かく、むくみ感もとれて、家に帰ってからもぐっすり寝られたようです。
スギヤマ治療院ではこの僕の友人のように初めての方でもご安心いただけます。
気になる方はぜひお気軽にご連絡ください。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
ご予約・ご相談お待ちしております。