今日は日本社会人アメリカンフットボールリーグ「Xリーグ」の所属チームである名古屋サイクロンズの工藤雄太選手(愛知大卒)がご来院されました。
名古屋サイクロンズはこの東海地区で唯一トップのリーグに所属するチームです。
Jリーグで言えば、J1に所属しているのと同じくくりです。
その中でも工藤選手は昨年の最終節。
警視庁イーグルスとの一戦で名古屋サイクロンズの勝利を決定づけるプレーをした選手です。
詳しくはこちら・・・名古屋サイクロンズVS警視庁イーグルス ハイライト
さて、その工藤選手。
わたくしとは彼が学生時代から面識があります。
好きに画像などネタを使ってくださいとのことですので使います。
今回は持病の腰痛をケアしたいとのことでご来院されました。
現在シーズンオフですのでこの機にシッカリと整えておくのは志としては大変すばらしいです。
問診をしていくと、
高校時代にサッカーでゴールキーパーをしていた時から気になり、現在もアメフトのポジションについて構えを取った時(これをセットするといいます。)に気になる模様です。
実際に検査をしてみます。
ご自身で動かしてもらった時は前屈で気になります。
ベッドに仰向けになってもらい【どの動きがご自身の脳や神経系では悪い記憶となっているか?=脳神経の誤作動記憶となっているか?】をみていきました。
その問題となっている動きをすればバランスが乱れて足が揃わず、しっかりと鍛えていても力が入りません。
おそらく工藤選手は100㎏くらいあると思うのですが僕の片手でも押し返すことができるくらい力が入らなくなります。
そこを目安とします。
問題となるのは腰を前に倒した時、前屈です。
また、股関節を曲げた時にも同じことが言えます。
よってこれらの動きは脳神経系が悪い動きと記憶しています。
(当院の治療ではその記憶を上書きさせます。)
例をあげれば、
このゴールキーパーの動きや、
このアメフト選手の動きはもろに該当します。
よってこの動きを取るだけでパフォーマンスの低下や腰痛を誘発していたのかもしれません。
現在はアクティベータメソッドにて治療をし、それらの動きをしても足の長さにズレはなく、力もしっかりと入ります。
治療を重ねていき、身体に正しい状態をしっかりと記憶させれば今よりもパフォーマンスが向上し、腰痛の誘発も防ぐことが可能になります。
僕は今回の治療は工藤選手の選手生命の中でもかなり重要な役割を担っているつもりで取り組みます。
なぜなら数年ある症状を改善させ、これからの未来で今よりも質の高いプレーをするきっかけになるからです。
※技術面はグラウンドで学びましょう。
最後にこのような形でアメリカンフットボールに携われて、同じ出身大学の選手を治療できることに感謝したいと思います。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
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