今日はかわいらしく小児はりの症例報告です。
これはうちの息子の話なんですけどね。
昨日の朝のお話。
『熱い。』
息子の身体がとにかく熱い。
熱は38.6℃
他は何も変わった特徴はない。
鼻水も出ていなければ、咳をするわけでもなく・・・
唯一あるとすれば末梢がやや冷え気味。
わたくしは『よし!小児はりや!!』と短絡的には考えない。
これは治療家の怠慢であると考えるようになった。
こういった特徴がない時ほど慎重である。
なぜなら小児には大人にはないものが潜んでいたりするから。
例えば尿管の逆流。
これを『風邪や!よし!小児はりや!』とやってしまったりするとまた違う。
ということで一度確認でこどもクリニックへ。
その時、39℃
こどもクリニックでも特に変わった所見はなく、座薬の処方のみ。
『なんだ何もないのかよ!!』と言った感情は皆無。
炎症の値CRPなど異常がなくてよかった。
何もないので小児はりを行います。
勉強していった中でありました。
小児の知恵熱。これじゃないかな。
さてこの時、39℃。
頭部に熱。
足の冷え。
色は黄色い。
ということで熱を引き下げることを意識して脾(ひ)と呼ばれるところの金穴(きんけつ。専門用語)を使用して、他は全身を流しました。
翌朝。
つまり本日。
36.3℃
今日は元気ですが保育園をお休み。
さんざん家で遊んで。
現在電池切れで寝ています。
良くなって嬉しいです。
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