今回の症例は足首の捻挫の次の日にいらっしゃった方です。
守秘義務がございますのでチームや年齢やポジション諸々は伏せさせていただきます。
捻挫をしたことによって過去に思うようなシーズンを過ごすことができなかった経験がある僕が情報を発信することでこれをみた同じような怪我をした人のサポートが出来れば幸いだと思い書くことを決意しました。
スポーツをしていれば捻挫は付き物と言っても過言ではありません。
今回のパターン
アメリカンフットボールのプレー中に相手選手と交錯。
その後足首を地面に取られ右足首負傷。
次の日にご来院。
かなりの腫れ、熱感、圧痛、動かしたり、踏み込んだ時に痛みがあり、歩き方も違和感があるといった状態。
痛みは10段階評価で7。
当院ではジャーと電気を流したりはしません。
捻挫があった場合当院ではこのようなものを使います。
アクティベータ器(一番左)、スリットを入れたテープ(右上)、お灸(右下)、写真にはないのですがてい鍼といった刺さない鍼。
これらを使います。
アクティベータ器をもちいることで機能を改善させます。
やはりこういった場合、整形外科のように構造的な形に注目がいきやすいですが当院では機能を考えます。
ちょっと難しい話なのでかみ砕きます。
電気が付かない電球があります。電線も電源も正常。つまりこの場合、構造的な問題はないのに機能に異常があるとなります。
当院では電気を正常に流れる態勢を作ります。
テーピングはスリットを入れることで腫れを引かせ。
お灸は熱を持っているところに据えることで【陽極まって陰となり】、熱を以て熱を制して、熱感を取ります。
初回が終わり、歩き方の違和感が減りました。
ご本人も来た時よりだいぶ良いと言ってました。
そして、2回目。
治療前。
僕はびっくりしました。
怪我をした側としていない側の見た目がほぼ変わらなかったからです。
つまり腫れ感がめちゃめちゃ引いていたんです。
踏み込んでの痛みもなく、しいて言えば関節をうごかした際に詰まる感じがあるとのこと。
今回も前回と同じように行ったことに加え、心身条件反射療法で対応。
この感じですと少し様子を見てもらい来月の中盤入る前くらいには復活ができるのではないかと思います。
当院の治療は長引くと厄介な捻挫も期待が出来ます。
皆様、よろしくお願いいたします。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
ご予約・ご相談お待ちしております。