今日は生涯スポーツの一つ。
弓道
※ネット転用
現役でやられている方を治療した症例報告です。
発症は昨年の春。
腕をあげて弓を引くときに痛みがでた。
病院では五十肩と言われたとのこと。
最近では使わないように大好きな弓道をお休みしています。
しかし、この方は一度こういった経験がありました。
『弓道の大会で準決勝、決勝と進むにつれて痛みが引いてきたことがあった。』
この経験からこの症状を乗り切るのは【脳】がキーポイントなのではないかと。
そう思っていたら当院にたどり着きました。
先日の心身条件反射療法研究会でも神経の回路のお話が出ました。
慢性の痛みが有る時は慢性の痛みが出る神経回路が活発。
だから慢性の痛みがでる。
この方の大会でのエピソードはその肩の痛みの神経回路をご自身の勝ちたいという意識、その神経回路が凌駕した結果なわけです。
そんなお話をしたらとても腑に落ちていました。
さて、検査と治療。
本人の自覚は10段階中7
系の機能評価として。
【筋骨格系】のみが反応。
次にどの動きで反応が出るのかをみました。
肩を単品でみるとどの動きにも反応がありませんでしたが肩の動きに加えて肘の動きをプラスしてみると反応が出ました。
この写真のように肩を挙げて、肘を曲げると反応があり、そこから肘を引いても反応がみられました。
そしてそこから肘を伸ばすと反応が消えました。
つまり、肩が痛いからと言って肩だけみていてもいけない症例なのです。
アクティベータメソッドのベーシックのみで反応が消えました。
他に治療が必要かどうかを検査しましたが必要なしと出ました。
本人の自覚はどうでしょうか??
『0!ゼロ!!』
ゼロだとしてもさらに学習をさせていきたいので数回様子を見てみます。
一度はお休みになった弓道。
ずっと大好きなことを続けて頂けるようにともに頑張っていきたいと思います。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
ご予約・ご相談お待ちしております。


