あま市の鍼灸「自律神経・お腹のお悩み専門」フルミチ鍼灸院
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『タンパク質を摂りましょ〜』それだけでいいのか問題。

ただ摂ればいいという話ではない話

ここ最近、プロテインの話をよく耳にします。

多いフレーズとして「プロテインはマッチョの飲むものというイメージでしたが…」を枕詞にしてよく言われるようになってる印象です。

別に誰かを否定しているわけではありません。

写真はイメージ。

確かに肌、髪などの構造物を作るのはタンパク質です。

めちゃ必須です。

 

ここで問題なのは『タンパク質を摂りましょ〜』と投げっぱなしにしてはいけないのではないかなというところです。

確かに世には糖質が多いのでそこがメインになってるのではなくてタンパク質も摂ろうね!であれば話は別です。

しかし、タンパク質をよく摂るようになってからウンチやオナラが臭くなったという場合。

あなたはどう思いますか??

 

じゃあやめよう。

 

いや。

そういう問題ではありません。

 

タンパク質が身になるとは?

タンパク質というのは分解され、合成されて初めて身になるわけです。

分解されなければ鶏肉は鳥のDNAを持った肉です。

それを分解し白紙にしないといけません。

それで初めて合成されるんです。

ではタンパク質をよく摂るようになってウンチやオナラが臭くなったとしたらその場合タンパク質が未消化であり、ご自身の消化能力を超えてしまっている可能性が考えられます。

そのため大腸でアンモニアが発生し臭いんです。

 

なぜそのようなことが起こるのか?

タンパク質の消化ができてないのは消化酵素が不十分であることが考えられます。

消化酵素自体がタンパク質を分解するタンパク質なので非常に悪循環な事態になっていることも挙げられます。

 

タンパク質はペプシンという消化酵素によってまず分解されます。

段階を経てアミノ酸になるので身になるわけです。

しかし、このペプシンが作られないと当然のことながらタンパク質は未消化なままです。

 

仮にあなたがペプシンが作れていない状態だったらどうでしょうか?

だから「美容のために、健康のためにタンパク質を摂りましょ〜」だけではいけないんです。

 

タンパク質のために重要な臓器

これは胃です。

胃酸が出なければタンパク質分解に重要なペプシンが作られません。

なぜならペプシンの前駆体であるペプシノーゲンをペプシンに変えるのは胃酸だからです。

 

では仮にあなたがすごいストレス下にあるとしましょう。

するとどうなるか?

自律神経系のバランスが崩れます。

・胃酸の分泌が不安定になります。

・胃粘液が減少します。俗にいういが弱ってる

・胃の蠕動運動が低下する

・胃壁再生の低下

要はストレスや緊張により胃腸機能の低下を招くとどれだけタンパク質を摂っても消化吸収できないので低タンパクになります。蠕動運動もできていないので食欲もあまりないというパターンも多いに考えられます。

 

またストレス時には副腎が疲れやすく低血糖症状にもなりやすいです。

そのため低血糖症状を補填するために貴重なタンパク質をエネルギーに使います。

 

そう考えると…。

ストレスや緊張、付け加えて低血糖があるとせっかく摂ったタンパク質が消化吸収されない、肌や髪や筋トレしていれば筋肉がつきにくいという現象が出てきてしまうことが考えられます。

 

ではどうする?

こういう場合お腹の硬さが見られることが多いです。

お腹を緩めてあげて、副交感神経刺激(迷走神経反射)によりタンパク質代謝を変えてあげるのがすごく良いです。

僕は鍼灸の治療をしていますので腹背部を見てそれに適した施術をすることで食欲低下や便通を含めて改善。

そうすれば胃酸も出るようになりますのでタンパク代謝も良くなってくることが期待できます。

 

本当に食欲がない。

そして起きれない、活動するのが億劫だ。

こういう場合はすでに分解済みのアミノ酸をお勧めしています。

なぜなら分解する消化酵素も作れていないのですでに分解されたものを摂れば負担も少ないですし、低血糖症状の回復も期待ができるからです。

 

結び

今日はタンパク質を摂ればいいのか?

いや。

その前にお腹の中の状態を整えましょう!というお話をしました。

参考になれば幸いです。


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食後に急激に眠くなる、気持ちが不安定になる、どうしよう?

インスリンが遅れてやってるよ〜

お食事を食べて数分後急激に眠くなったり、気分が悪くなる。

あなたはそんなことありませんか?

こんな感じになってしまう。

これは一つ考えられることは血糖値を下げるインスリンの初動が悪い、つまりスタートに乗り遅れている可能性があります。

インスリンが遅れてやってきます!

これはイメージですが例えば食事をドーナツやアイスクリームで済ませてしまっているとしましょう。

ちょっと極端ですが。

血糖値がバコンと上がります。

時間の経過とともに血糖値は落ちていくようにできているんですがインスリンの初動が悪い場合遅れてインスリンが効き始めますのでジェットコースターのように急落下します。

これを血糖値スパイクと呼びます。

 

じゃあこの場合どうしたら良いのか?

まず砂糖が豊富なものを避ける。

次に、腸へのアプローチがすごく大切です。

蠕動運動といってお腹が動く体にしていきたいですね。

下痢や便秘があると良くないです。

しっかりと蠕動運動ができるようになればスパイクは起こらなくなります。

鍼灸でも非常に有効ですし、腸揉みセラピーも良いですね!

ちなみに僕は定期的にお腹を箱灸で温めているのでここ数ヶ月食事を食べても眠くなりません。

 

ホッカイロなどでお臍を温めても良いかもしれませんね!

ぜひお試し下さい。参考になれば幸いです。


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ストレス過多で不調が出るのはなぜ?

ストレスと低血糖の関係性

今日はストレスと低血糖の関係性についてみていきたいと思います。

ストレスがかかると様々な不調が出るというのは感覚的に理解はされているという方は多いのではないでしょうか?

ではなぜストレスがかかると不調が出るのかを深掘りしていきたいと思います。

この図を見てください。

右下、上司が部下を怒っています。

これが繰り返し、毎日続いているとしましょう。

それはストレス、いわばネガティブな感情として脳がキャッチします。

その脳というのは司令塔ですからストレスに対抗するホルモンであるコルチゾールを出すように副腎に指令をします。

副腎も毎日毎日ストレスのたびにコルチゾールを出していては疲れてくるわけです。

それを副腎疲労と呼ぶのですが副腎疲労があるとコルチゾールが出せなくなってきてストレスに耐えられなかったり、体内時計が狂ったりします。

また、肝臓でアミノ酸から糖を作り出す糖新生が行えなくなります。

 

本来眠っている時は肝グリコーゲンで糖を取り出し、その後糖新生で糖が作られます。

だから安眠できたり、メンタル面も保っておくことができます。

糖が分解されたピルビン酸、オキサロ酢酸を介して再び糖に戻っていくルートがあるのですがこのようにコルチゾールが問題なく出ていれば再び糖が作られます。

 

しかし、毎日毎日繰り返しストレスがかかっている場合どうなるか?

結論から言えば糖が作られません。

その理由は繰り返しのストレスにより副腎が疲れてコルチゾールが出ないことでこの経路が遮断されてしまうから。

その結果、特になている時に低血糖症状をきたします。

このような症状が出てしまいます。

よってストレスと低血糖および低血糖症状はこのような関係性があるんです。

俗に自律神経の乱れですね〜と言われるものの背景はこうなっていると考えていただくのも良いかなと思います。

 

やはり副腎を癒してあげることが大切です。

副腎を癒すビタミンCをたっぷりとったり、鍼灸のような施術も副腎を癒すのでおすすめです。


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低中性脂肪の方にオススメ飲み物

ココナッツオイルを湯で割ってみました

人のエネルギーは糖質、脂質、タンパク質です。

低血糖が長期間ある方に多いのが低中性脂肪。

簡単にいうと貴重なエネルギー源である脂質まで削られてしまっているイメージです。

脂質なんていらないと思われる方も多いのですがこの脂質が使われないと脂溶性ビタミンも吸収されないので注意が必要です。

ここでおすすめなのが夜寝る前にココナッツオイルを湯で割るというもの。

自宅で撮影しました。

水をレンジでチンして湯を作る。

その湯の中にサジいっぱいのココナッツオイルを入れてかき混ぜるだけ。

一見ぎらっとしているように見えますが飲んでみるとさっぱりしていて後味でココナッツ風味がほんのりくる感じです。

このココナッツオイルは中鎖脂肪酸といって早くエネルギーになります。

早くとはどういうことかと言いますと脂質というのは吸収されるまでに時間がかかります。

しかし、このココナッツオイルは手間を省いてくれるんです。

 

確かに飲んだ次の日とか体力が持つんですよね。

なので血液検査の値を見た際に中性脂肪が100が理想ですが60とか低値になっている方はココナッツオイルがおすすめです。

このようなイメージ

これはiHerbという通販のココナッツオイルです。

僕もiHerbよく使いますし、当院をご利用してくださっている方にもおすすめしています。

ぜひお試しください。


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『異常は無いけれどしんどい』にお答えします。AST/ALT編

血液検査のAST・ALTについて

当院では自律神経失調症、産後うつ、起立性調節障害、不眠などといったお悩みの多く対応しております。

最近では鍼灸の施術に加えて、栄養療法で日常生活の過ごし方をアドバイスしているのですがその時に血液検査のデータを持ってきて頂き、拝見をしています。

多くの方がこのように言われます。

 

「病院では異常は無いと言われました」

 

あなたはどうですか??

 

ここでクライアントさんが不安になるのは異常は無いと言われたけれども体調がしんどいというところ。

異常がないなら体調は快調でありたいわけですがどうもそうではない。

だからこそ迷ってしまうわけです。

今日はその中でも血液検査中AST/ALTという項目について見ていきたいと思います。

 

AST・ALT

これは僕の血液検査の値です。

AST(GOT)、ALT(GPT)という項目があります。

ややLDHが低いことは置いておいて今日はAST/ALTを見ていきます。

古い教科書ではGOT、GPTと呼ばれます。

 

AST、ALTは一般的な解釈では肝臓の数値とされていますが栄養学的にはアミノ基転移酵素という酵素ですから代謝に関わるものです。

ちなみに代謝というのはAという物質からBという物質に作り変えること。

このAST/ALTも代謝に必要な材料なのです。

AST/ALTともにタンパク質、ビタミンB6から作られます。

それらが足りなければタンパク質とビタミンB6が足りないということになります。

そしてそれらが足りなければタンパク質の合成、アミノ酸を作り変える代謝がうまくできません。

ちなみにASTは心臓や筋肉に多く、ALTは肝臓に多いです。

数値の異常があればその点を疑いたくはなります。

 

さて、病院では異常がないけれどしんどいというのはなぜ起きてくるのでしょうか?

病院ではASTの基準値10~40、ALTの基準値6~40、この範囲内に入っていれば高値、低値に※が付きます。

しかしこの両者の関係性まで触れられることはあまりありません。

ここが問題!

対して栄養学的にはAST/ALTの理想値は20/20。

それらが2以上開いていればビタミンB6の不足。

そもそも両者が低値AST/ALT=15/7とかですとタンパク質の消化吸収ができていない、代謝も悪いし、ビタミンB6も不足していると考えれます。

つまり、低タンパクかつ低ビタミンB6ということになります。

このように両者の関係まで触れられることは少ないから異常がありませんという話になりがちです。

高かったら肝臓よくないですねという話になるとは思います。

ちなみに自律神経失調症や産後うつ、起立性調節障害でお悩みの方はこのAST/ALTが低く、この両者の差が開いているパターンが非常に多いです。

 

AST・ALTの低値、差の開きで何がある?

先ほどもお伝えしたようにAST/ALTともに低値の時は低タンパク質です。

そもそもそれらがタンパク質でできている酵素ですからね。少ないということは低タンパクです。

じゃあ少ないと何がいけないのか?

AST、ALTがあることによって人の体のエネルギーを作り出すミトコンドリアの働きが良くなります。

ここからは少し専門的な話

ALTの活躍で非必須アミノ酸のアラニン→αケトグルタル酸→グルタミン酸・ピルビン酸ができます。

ASTの活躍で非必須アミノ酸のアスパラギン酸→αケトグルタル酸→グルタミン酸・オキサロ酢酸ができます。

ちなみにこれらがあることによってミトコンドリア内のクエン酸回路・TCA回路がぐるぐる回ってエネルギーになります。

なければエネルギーは作れません。

だから疲れるし、体調不良になるわけです。

 

そしてその両者の差が開くとどうなるのか??

ASTとALTの差が2開くとビタミンB6不足。

あまりピンときにくいところではありますがこのビタミンB6は必須アミノ酸のトリプトファンを幸せホルモンであるセロトニンに変えます。

そしてそのセロトニンはマグネシウムなどによって睡眠に関わるホルモンであるトリプトファンに変わります。

よってセロトニンがなければ幸福感は感じられなく、不眠にもつながりかねません。

それらの点を考えても自律神経失調症、産後うつ、起立性調節障害でお悩みのクライアントさんにAST/ALTが低値、差が開いている人が多いことも納得できるのではないでしょうか?

あなたもご自身の血液検査のデータを見てみるとわかりやすいかもしれません。

 

なぜ??

その背景にはタンパク質を削らないといけなかった理由が考えられます。

むしろ背景がめちゃめちゃ大切!

糖質過多からの低血糖もその一つですし、ストレスによる副腎疲労もその一つです。

運動不足によるミトコンドリア機能低下もその一つです。

そして問診・カウンセリングなどしながらご自身を知ると見えてくるかもしれません。

また鍼灸と栄養療法を兼ね合わせればそれらの点の解消に繋がりますので体調が良くない、不眠が続くなどといったお悩みをあなたがお持ちの場合はぜひ一度ご相談くださいませ。

 

以上、今日は病院では異常がないと言われたけれどしんどい理由、AST/ALT編でした。

 

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