あま市の鍼灸「自律神経・お腹のお悩み専門」フルミチ鍼灸院
ネット予約

愛知県あま市古道長田451-1 (名鉄七宝駅から北へ1km)

■営業時間 9:00~12:00/14:00~19:00

■休診日 水曜日午後、日曜日、祝日の月曜日

土曜日午後も診療駐車場完備

ブログ

ブログ

巡り、リサイクルされるタンパク質

タンパク質は巡っている

タンパク質は食べたタンパク質がそのまま身になるわけではないんです。

例えば鶏肉がそのまま筋肉になるわけではないんです。

この図を見てください。

体内で分解・合成するというのを絶えず繰り返しているんです。

また食べて吸収消化し、エネルギーにしたり排泄したりも繰り返してるんです。

他、フリーとして使える資金プールのようないつでも使えるアミノ酸としてアミノ酸プールいうのがあります。

 

これが滑らかに巡る,リサイクルされるのが理想です。

しかし、タンパク質の代謝には個々に差があります。

そのめぐりが悪いと低タンパクでエネルギーにならなかったり、体の材料になるものが作られないので全身症状が出たりします。

 

ではなぜそのような差が出てしまうのでしょうか?

・食事の摂取量が少ない

現代はタンパク質よりもパスタやパンなど糖質でお腹がいっぱいになる要素が多いです。

そういう生活習慣もあり低タンパクになりがちです。

理想は体重の1/1000。

60kgの人は60gを1日に摂れると良いですね。

 

・胃腸や消化の機能が落ちている

タンパク質の代謝には胃酸が必要です。

胃酸がないとタンパク質を分解する酵素であるペプシンが作られないからです。

ストレスがあると胃酸が出ません。

この場合、タンパク質が足りないとしてタンパク質を摂るだけ摂っても未消化のまま終わってしまいますので胃酸が出るように対応していく必要があります。

鍼灸も非常に効果的ですし、薬局にあるリンゴ酢やウルソも良いですね。

またストレスがあるとエネルギーとしてタンパク質を使ってしまうこともタンパク質の代謝の悪さに関わってきます。

ストレスの解消。

人によって対策は色々ありますがそのストレス源から離れることも良いです。

 

・ミトコンドリア機能の低下

エネルギーを作る工場であるミトコンドリアがお休みをしているとタンパク質を作る工場(小胞体)もお休みをします。

その結果タンパク質が作れない、再合成されないという話になります。

往々にして身体はだるいです。この場合。

マグネシウムや亜鉛やビタミンB群などの摂取も非常に大切な要素です。

 

タンパク質は巡っています。

この巡りの中での滞りを内容にするのが理想です。

食事の内容はどうか?便通・消化は悪くないか?疲れやすくないか?などなど自身の身体と対話しつつ対応をしていくことが必要となってきますね。


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

むくむ!アルブミンってなんだ?

アルブミンについて考える

夏に多いのかなと思うのですが水分を摂りましょうと積極的に言われますよね。

そして食欲がなく、つるんといける麺だけで食事を済ませてしまう。

なんかすごくむくむようになってきた。

冷房のせいかな…

そんな経験ありませんか?

 

さて、ここで考えていきたいのがアルブミン。

ネットから引用しました。

このアルブミンというのはだいたい血液検査の項目で言えば総蛋白の下くらいに書いてあります。

タンパクの中でも6〜7割を占め、血中で一番大きなタンパクとされています。

肝臓で合成されているタンパク質です。

ちなみに脳や肝臓にはミトコンドリアというエネルギーを作る工場が多いのでこのアルブミンが低いとミトコンドリア機能が低いのではないか?つまりエネルギー切れを起こしていないか?ということが考えられます。

数字で言えば4.5を刻んでいるのが理想。それ以下では質的な栄養失調、タンパクの不足を疑っても良いでしょう。

 

さてこのアルブミン。

大切な役割があります。

それは何かというと。

運搬を行うという重要な役割があります。

 

つまりアルブミンが少ない=運搬ができない=栄養などを運べない

このようなことが考えられます。

荷物頼んだのに届かんぞ!みたいなことが起こるわけです。

 

ではアルブミンは何を運んでいるのか?

・薬

・亜鉛やカルシウムなどのミネラル

・脂肪酸

・間接ビリルビン

・水

などなどあります。

よってアルブミンが少ないと薬が効かないとか必要なミネラルが届かないから身体に不調をきたしたり、疾病の治癒が遅れてしまいます。

 

今日の表題をむくむ!むくむ!としましたがアルブミンが少なければ水も運ぶことができません。

タンパク質であるアルブミンですからタンパク質不足はアルブミン不足にも繋がりますので水を運んでもらうことができずむくみ、結果的に冷えやすい体になりますよね。

また水分が運べないことから血中に水分も運べないので血中の水分量が低下して血液成分が濃くなることから数値的に一見問題がありませんなんてこともありますから注意が必要です。

 

このようにタンパク質を摂っておくことはむくみを解消する点においてだけではなく身体全体の調子を整える意味でも大変重要な要素となってきますね。


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

『異常は無いけれどしんどい』にお答えします。AST/ALT編

血液検査のAST・ALTについて

当院では自律神経失調症、産後うつ、起立性調節障害、不眠などといったお悩みの多く対応しております。

最近では鍼灸の施術に加えて、栄養療法で日常生活の過ごし方をアドバイスしているのですがその時に血液検査のデータを持ってきて頂き、拝見をしています。

多くの方がこのように言われます。

 

「病院では異常は無いと言われました」

 

あなたはどうですか??

 

ここでクライアントさんが不安になるのは異常は無いと言われたけれども体調がしんどいというところ。

異常がないなら体調は快調でありたいわけですがどうもそうではない。

だからこそ迷ってしまうわけです。

今日はその中でも血液検査中AST/ALTという項目について見ていきたいと思います。

 

AST・ALT

これは僕の血液検査の値です。

AST(GOT)、ALT(GPT)という項目があります。

ややLDHが低いことは置いておいて今日はAST/ALTを見ていきます。

古い教科書ではGOT、GPTと呼ばれます。

 

AST、ALTは一般的な解釈では肝臓の数値とされていますが栄養学的にはアミノ基転移酵素という酵素ですから代謝に関わるものです。

ちなみに代謝というのはAという物質からBという物質に作り変えること。

このAST/ALTも代謝に必要な材料なのです。

AST/ALTともにタンパク質、ビタミンB6から作られます。

それらが足りなければタンパク質とビタミンB6が足りないということになります。

そしてそれらが足りなければタンパク質の合成、アミノ酸を作り変える代謝がうまくできません。

ちなみにASTは心臓や筋肉に多く、ALTは肝臓に多いです。

数値の異常があればその点を疑いたくはなります。

 

さて、病院では異常がないけれどしんどいというのはなぜ起きてくるのでしょうか?

病院ではASTの基準値10~40、ALTの基準値6~40、この範囲内に入っていれば高値、低値に※が付きます。

しかしこの両者の関係性まで触れられることはあまりありません。

ここが問題!

対して栄養学的にはAST/ALTの理想値は20/20。

それらが2以上開いていればビタミンB6の不足。

そもそも両者が低値AST/ALT=15/7とかですとタンパク質の消化吸収ができていない、代謝も悪いし、ビタミンB6も不足していると考えれます。

つまり、低タンパクかつ低ビタミンB6ということになります。

このように両者の関係まで触れられることは少ないから異常がありませんという話になりがちです。

高かったら肝臓よくないですねという話になるとは思います。

ちなみに自律神経失調症や産後うつ、起立性調節障害でお悩みの方はこのAST/ALTが低く、この両者の差が開いているパターンが非常に多いです。

 

AST・ALTの低値、差の開きで何がある?

先ほどもお伝えしたようにAST/ALTともに低値の時は低タンパク質です。

そもそもそれらがタンパク質でできている酵素ですからね。少ないということは低タンパクです。

じゃあ少ないと何がいけないのか?

AST、ALTがあることによって人の体のエネルギーを作り出すミトコンドリアの働きが良くなります。

ここからは少し専門的な話

ALTの活躍で非必須アミノ酸のアラニン→αケトグルタル酸→グルタミン酸・ピルビン酸ができます。

ASTの活躍で非必須アミノ酸のアスパラギン酸→αケトグルタル酸→グルタミン酸・オキサロ酢酸ができます。

ちなみにこれらがあることによってミトコンドリア内のクエン酸回路・TCA回路がぐるぐる回ってエネルギーになります。

なければエネルギーは作れません。

だから疲れるし、体調不良になるわけです。

 

そしてその両者の差が開くとどうなるのか??

ASTとALTの差が2開くとビタミンB6不足。

あまりピンときにくいところではありますがこのビタミンB6は必須アミノ酸のトリプトファンを幸せホルモンであるセロトニンに変えます。

そしてそのセロトニンはマグネシウムなどによって睡眠に関わるホルモンであるトリプトファンに変わります。

よってセロトニンがなければ幸福感は感じられなく、不眠にもつながりかねません。

それらの点を考えても自律神経失調症、産後うつ、起立性調節障害でお悩みのクライアントさんにAST/ALTが低値、差が開いている人が多いことも納得できるのではないでしょうか?

あなたもご自身の血液検査のデータを見てみるとわかりやすいかもしれません。

 

なぜ??

その背景にはタンパク質を削らないといけなかった理由が考えられます。

むしろ背景がめちゃめちゃ大切!

糖質過多からの低血糖もその一つですし、ストレスによる副腎疲労もその一つです。

運動不足によるミトコンドリア機能低下もその一つです。

そして問診・カウンセリングなどしながらご自身を知ると見えてくるかもしれません。

また鍼灸と栄養療法を兼ね合わせればそれらの点の解消に繋がりますので体調が良くない、不眠が続くなどといったお悩みをあなたがお持ちの場合はぜひ一度ご相談くださいませ。

 

以上、今日は病院では異常がないと言われたけれどしんどい理由、AST/ALT編でした。

 

施術のお問い合わせはこちら

フルミチ鍼灸院

愛知県あま市古道長田451−1

052-770-4154


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

サザエさんの食卓から学ぶ

噛むことの大切さ

ここに一枚の画像があります。

サザエさんの食卓です。

サザエさんの食卓には絶対置かないものがあるって知ってましたか?

 

それは飲み物。

 

しっかりとモグモグモグと噛んで食べる磯野家。

しっかりと噛むことで得られるメリットは大きいです。

 

噛むことから消化は始まっています。

歯ですりつぶす。

唾液で分解する。

しっかりとすりつぶされているのでその後の消化器官も激しく頑張らなくていい。

お腹にも優しいわけです。

 

それ以外にも当院は自律神経失調症や起立性調節障害などといったお悩みにもお応えしております。

そこで重要なキーワードの一つがセロトニンという幸せホルモン。

 

セロトニンの放出にはリズム運動が良いんです。

ウォーキングなどもいいですね。

なかなか時間が取れないという場合、一番手っ取り早いリズム運動は咀嚼になります。

しっかりともぐもぐもぐもぐ噛むことでセロトニン分泌につながります。

セロトニンは睡眠ホルモンメラトニンに変わりますので睡眠の質も高くなります。

 

まずはしっかりもぐもぐ食べてみましょう!

やれることからコツコツと!

 

施術のお問い合わせはこちら

フルミチ鍼灸院

愛知県あま市古道長田451-1

052-770-4154


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

胃酸は悪い奴ではない!タンパク質代謝には欠かせないナイスガイ!

胃とタンパク質代謝

以前のブログであなたにとってもタンパク質が非常に大切であることをお話ししました。

実は“タンパク質=ぼく、わたし”

 

しかし、そのタンパク質はタンパク質のままあなたの身になっているわけではありません。

つまり、ブロンコビリーでステーキを食べてもブロンコビリーがあなたの血となり肉にはなりません。

なぜならブロンコビリーのお肉は牛のタンパク質であり、あなたを含めた人という動物にとっては“異物”でしかないんです。

結論から言うとアミノ酸という形になってあなたにとって異物ではない形にしないといけません。

じゃあどうなっているのでしょうか?

 

今日は胃酸をピックアップします。

 

これはあなたもみたことがあるかもしれません。

胃です。

胃酸というのはPH1~2のかなり強酸性の消化酵素。

胃酸は空腹時にストレス過多になっている時に分泌が多くなります。

不便なことも多く、マイナスなイメージも多くつきます。

 

しかし、あなたを含めた人の体にとって必要不可欠な存在です。

胃酸があることで殺菌します。

また、タンパク質の代謝にはめちゃめちゃ大切な役割をしています。

この図をみてください。

タンパク質がアミノ酸になる過程を表したものです。

代表的なものを書きました。

このようにタンパク質はあなたの体内に入り消化管の中で形を変えてアミノ酸になります。

胃では胃の消化酵素ペプシン、十二指腸では膵臓の消化酵素トリプシン、小腸では小腸の消化酵素ジペプチターゼが働きます。

胃で働くのはペプシン。

このペプシンは初めからペプシンではなく…

ペプシノーゲンという前駆体が胃酸によってペプシンに変化します。

よってタンパク質の代謝には胃酸が必要不可欠になってきます。

つまり、胃の機能低下があり、胃酸が出ないと消化酵素の不足が引き金となり、タンパク質の代謝は低下してしまいます。

すると体の疲れが取れなくなったり、水も運べないのでむくんだり…いろんな影響が出てきます。

ちなみに未消化のタンパク質はアンモニアなどを含みますのであなたの便が臭くなったり、腹が張ったりするなど腸内環境の悪化が予想されます。

そんな時はタンパク質代謝が悪いと思っていただければと思います。

 

胃酸はすごく大切なんですね。

よって胃が痛むからといってむやみに胃薬を飲みすぎると胃酸の分泌が抑制されてしまうのでタンパク質代謝の低下が起こることが予想されます。

頼りすぎは注意が必要ですね。

 

鍼灸と胃

鍼灸は肩こり腰痛のイメージが強いですが内臓の調整とは非常に親和性が高いんです。

あなたの自律神経のバランスが整い、胃の症状の改善、腸の状態が良くなる。

その結果、タンパク質の代謝も良くなることが期待できます。

 

胃とお食事

胃は消化管と呼ばれる管の中の一部。

胃に優しい食材をご紹介します。

・キャベツ

あなたの胃粘膜を保護したり修復。胃粘膜の細胞を修復、新生を促進。

キャベツは食べ方としては出来るだけ砕いてある方が消化に良いです。

その理由はより細かい方が食物内の酵素が働くからです。

とんかつに千切りキャベツが置いてある理由は原型よりも細かくすることで食物酵素を活性化させたいからです。

あなたが胃が弱い場合はペーストにしても良いでしょう。

 

パセリ

あなたの食欲を増進させたり、胃酸の分泌や消化の促進、胃潰瘍の発生を抑制します。

抗菌作用もあり、腸内環境の改善もします。

実は飾りではないパセリ。

これもパクッといけない場合は細かくして食べたいですね。

 

まとめ

胃は自律神経の影響をすごく受けます。

沈黙の臓器ではないので比較的SOSをキャッチしやすいです。

無理はなさらずに不調を感じた際はぜひ一度ご相談くださいませ。

 

施術のお問い合わせはこちら

フルミチ鍼灸院

愛知県あま市古道長田451−1

052-770-4154


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

ニュース


2020年2月4日 腰痛解決・病院では教えてくれない【連動】による鍼灸アプローチ 長年腰痛でお悩みの方は人生が変わります!
病院ではお話しされない腰痛が解決する当院独自の『連動』理論を徹底解説しております。
ぜひご覧ください。

ブログ記事も合わせてお読みください»

Instagram
電子問診票
ページのトップへ戻る