今回のブログは久々に学生さんのお話です。
この学生さんはバレーボールのインターハイを控えている方です。
このブログを書いた次の日の朝にはもう遠征に行ってしまいます。
しかし、数日前。
着地時に左足首を捻挫。
当院に来た時にはかなりの腫れと熱感がありました。
痛み自体は10段階中1くらいとのこと。
とりあえず腫れすぎていて足首が動かないせいで歩き方も変わってしまっていました。
もちろん走ったり、飛ぶことはできない。
来院のきっかけはお母さんがエキテンを見てくださって。
数ある中で当院を選んでくださりありがとうございました。
治療は・・・
アクティベータメソッドで全身の調整。
患部をてい鍼と知熱灸。
このお灸は実は熱を取る目的です。
『陽極まって陰となる』という言葉があるのですが熱のある部位に熱を加え、汗を出させて、熱を以て、熱を制するわけです。
更に腫れを引かせるためにテーピングに細かくスリットを入れて貼る。
これはキックボクシング選手がよく足を腫らしていたのでこの時の経験が生かされています。
腫れで関節の可動域に制限がかかりまくっているのでこれは絶対にやろうと予約の電話があった時から決めていました。
強い高校でもありますのでなかなか練習のスケジュール的にタイトなのもあり上記の内容で初回~3回治療を行いました。
2回目、3回目は心身条件反射療法も入れてあります。
着地をした後【連帯感】で反応が出ていましたので調整。
絶対安静の指示はせず、動ける範囲で動いても構いませんと指示しました。
治療後は明らかに変わっていたので。
遠征に行く直前の今日。
親御さんから連絡がありました。
『かなり腫れも引いてきて、動けるみたいです。「チームのトレーナーさんや監督次第では試合にも出れるかもしれない。」と言ってましたよ。』と。
もう少し治療がしたかったといえば本音が入っちゃいますが。
かなりの腫れ感から試合が出れるくらいまで。。。
ん~。
最低限の仕事ができたのかなぁとも思います。
インターハイ後にまた元気な姿を見せてほしいです。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
ご予約・ご相談お待ちしております。