あま市の鍼灸「自律神経・お腹のお悩み専門」フルミチ鍼灸院
ネット予約

愛知県あま市古道長田451-1 (名鉄七宝駅から北へ1km)

■営業時間 9:00~12:00/14:00~19:00

■休診日 水曜日午後、日曜日、祝日の月曜日

土曜日午後も診療駐車場完備

ブログ

ブログ

実はLDLコレステロールは濡れ衣を着せられていた!?

悪玉コレステロールって本当に悪?

 

家を建てる材料として木材があります。

木材があるから家が建つわけですよね。

「いやいや、木っていうのはさシロアリが食べるかもしれんし、腐るかもしれんし、木材っていうのは悪だよ!悪!悪玉だよ!!」

 

…まぁ、そんなことを言う人はいないわけです。

 

では、脂質を代謝したり、身体を構成したり、免疫に非常に重要なビタミンを作ったり、ストレスに対抗するホルモンを作ったりなどなどする材料として◯◯があります。

◯◯があるから生きていけるんだよね。

 

その◯◯の中に入る言葉が悪玉コレステロールだったらどうでしょう?

あまりこの言い方好きじゃないのでLDLコレステロールにしましょうか。

 

そしたら、「えっ?めっちゃいいやつやん!今まで誤解していて悪かったね!」となりますよね。

トクホの馬鹿野郎!

そう叫ぶ人もいるかもしれません。

LDLコレステロールはなくてはならない存在なのです。

LDLコレステロールはTVなどを見ると少なければ少ない方が良いイメージですが実はそうではなく血液検査のデータでは100は欲しいです。例えば70とか低値になると以下のものが作れなくなるので要注意です。

 

①胆汁酸の原料になる。LDLコレステロールの80%は胆汁酸になりますので少ないと作れないです。

②細胞膜の原料。

③ホルモンの原料。性ホルモンやストレスに対抗するホルモンであるコルチゾールの原料となる。

④ビタミンDの原料。これはすごく大切な脂溶性ビタミン。今ですと免疫力に関わるビタミンです。特に日光を浴びる機会が少ない現代人には必須です。

⑤CoQ10の原料。エネルギーを作るときに大切です。これがないとエネルギーが作れないので疲れますよね。

 

一般的には動脈硬化の原因とされていますが実は違って非常に大切なんです。

なぜ悪となるのか?

例えばLDLコレステロールがすごく高値の人がいたとします。

その場合は原料があぶれている。

原料があるのに使えていないことが考えられます。

その結果、白血球が不要物として食べて、その後その白血球は死ぬ。

その死骸がゴミになり血管が硬くなってしまうわけです。

つまりLDLコレステロールが動脈硬化の原因になるわけではない。

どこかで話が一人歩きして存在自体が悪みたいになってしまっていますが本質的な原因はLDLコレステロールを原料として使えていないことが挙げられます。

 

ではなぜ使えていないのか?

腸-肝の循環が悪い。

例えばストレスなどがあって腸の動きが悪いと胆汁酸に流すことができませんからLDLコレステロールが原料のまま在庫を抱えた状態になって残るわけです。

お腹を動くようにお腹を温めてあげて迷走神経という神経を刺激してあげるのも良いです。

ストレスも緩和してきますのでオススメです。

他、酸化を防ぐ役割があるビタミンEや水溶性食物繊維を入れてあげるのも対策のひとつです。

何しろ時間をかけてきたものでありますので地道に腸の動きからアプローチしていければ良いと私は考えます。

 

ただし、家族性の要素でLDLコレステロール値が高い場合もありますので悪しからず。

 

 

 

 


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

隠れて糖を食べてしまう…実は理由があるんです。

心の底から食べたくなるのには理由がある

 

結論

生命の危機を感じるからです。

 

もともと人は血糖値が高いよりも低いことの方が“危険”なわけです。

なぜなら原始時代にいつ獲物が取れるかわからないわけです。

血糖値を下げるよりも、上げることの方が大切なのです。

 

つまり、血糖値が下がっている状態。

例えば大切な友人がそうだったとしましょう。

低血糖だからこそ血糖を補給したくなり、糖質制限をしている友人が隠れて甘いものを食べてしまうわけです。

生理的に生命の危機を感じている友人に「それはやめましょう」とは言い難いですし、「食べてしまった、なんてダメなやつなんだろう・・・」と友人は思うかもしれません。

あくまで僕の価値観のフィルターですが「食べちゃダメだよ」は本当の意味で親切なのかなぁ………と思ってしまいます。

そもそもなんであなたの友人は糖質制限をしたくなったのか?

そこに何かしら隠された秘密があるかもしれません。

 

友人が仮に疲れ切っていたら?

隠れてでも糖質がとりたい

低血糖の状態であることが考えられます。

体は「糖がない!」と悲痛に叫んでいるわけです。

ここでこの図を見ましょう。

これは中村ひろきさんの動画を参照にしたものです。

 

この糖がない!と悲痛な時は右側のミトコンドリアというエネルギーを作り出す大きい工場がお休みをしているわけです。

よって左側の小さい細胞の工場だけでせっせと小さいエネルギーだけを作るわけです。

ここの工場はすぐにエネルギーが作れますがすぐにエネルギーが無くなってしまいますのですぐに糖が欲しくなるんです。

だから糖を補給したいし、エネルギーがすぐに切れるので慢性的に疲れ切ってたりします。

 

どんどん糖が欲しい

でもどんどん糖がなくなる

低血糖の状態です。

 

そんな時血糖値を上げようと頑張っているあなたのご友人の副腎は頑張りすぎて疲れてしまっています。

副腎が疲れてしまうとストレスに対抗するホルモンであるコルチゾールが出ないし、糖新生といって糖をアミノ酸から作り出すことができなくなります。

低血糖から脱出ができません。

 

そこで次にエネルギーにするのが脂肪酸。

脂肪酸を切り崩します!

慢性的な低血糖症状であるタイプが低中性脂肪であることが多い理由はこれです。

ちなみに僕も低中性脂肪です。

 

しかし、低血糖症状が深刻なあなたのご友人はエネルギーを作り出すミトコンドリア機能が低下しているので脂肪を削ってもエネルギーにできないという問題があります。次にタンパク質を異化と言ってエネルギーに変えます。

 

低血糖

副腎の疲労

低中性脂肪

低タンパク

 

これらがセットになり疲れ切ってしまう傾向にあります。

 

大切なこと

このような場合

隠れて糖質をとる理由や人によってはどか食いする理由があるはずです。

ベースにあるのは低血糖。

血糖のコントロールと糖質で何をとるのかが大切です。

血糖値がバカ上がりしない芋や栗や生蜂蜜などをチビチビ補食としてとっていただいたり。副腎を癒すためにビタミンCも良いです。

エネルギーに変わるスピードが脂質の中でも早めな中鎖脂肪酸。

ココナッツオイルを湯に溶かして飲んだり。

またタンパク質をとるにしても消化をするのが難しい場合もあるのでアミノ酸をとるのも良いです。

加えて同時にミトコンドリアの機能を回復をさせる必要があります。

そうするといい感じに脂質やタンパク質がエネルギーに変わってきます。

 

やがて「そういえば甘いものが欲しくて欲しくてしょうがないって無くなったなぁ」と嗜好が変わってきて、思考も変わってきて人生が変わります。


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

あなたは膜がある細胞の集まり

あなたは細胞

なかなか大胆なタイトルですがあなたは70兆個の細胞によって作られています。

皮膚や筋肉も細胞ですし、脳にも細胞がありますし、神経も細胞です。

細胞の質は良い方が良いです。

それはもちろんそうですよね。

 

その細胞には膜があります。

イメージすると細胞は水風船そのもの。

その中にいろんな器官があります。

ミトコンドリアやタンパク質を作る工場である小胞体などがあります。

水風船の表面はゴムである風船です。

細胞で言えば細胞膜です。

その細胞膜の原料になるのが脂質です。

以前こんな写真を載せたことありましたが大きく分けるとこうなります。

 

頭に水に馴染む、親水性の部分があって、

その胴体に水に馴染まない、疎水性の部分があります。

 

ちょっとイメージしにくいですがこれをリン脂質と呼びます。

このリン脂質が細胞膜を作っています。

 

特徴

・このリン脂質でほとんど作られる

・摂った脂肪酸の種類によって流動性や働きが変わってくる

・脂肪酸が体に様々な反応を引き起こす(エイコサノイドと呼ぶ)

 

なんだか難しいですが

ざっくりいうとあなたが食べたものであなたの細胞の質は決まってきます。

あなたは細胞そのものですから食べたものであなたの体質も決まってきます。

疲れやすくなったり、炎症、アレルギー体質になるのもこの点が大きく関わってきます。

 

気をつけたい油、オススメしたい油

気をつけたいのはリノール酸などオメガ6に分類されるもの

細かい話は置いておいて

体の反応としてかゆみ、血液を固めてしまう、炎症を促進してしまうなどが起きやすいです。

メリットとしては安価です。

 

オススメしたい油は亜麻仁油などのオメガ3に分類されるもの

これは先ほどのリノール酸に対して抗炎症作用や血液を固めない作用があります。

これは少量でも安価ではありません。

 

実はこの気をつけたい油とオススメしたい油はイス取りゲームのような関係性です。

同時に摂った場合気をつけたいリノール酸の方が体は早く採用してしまうので出来るだけ外食以外は摂らないなど気をつけた方が良いです。

他はお魚の油やオリーブオイルなどのオメガ9も良いです。

我が家ではリノール酸は一切排除し、オリーブオイルにしています。

ちなみに僕はそれくらいからなのかな鍼灸と併せて花粉症なくなりましたからね。

 

トランス脂肪酸

これも気をつけたい油

バターとマーガリンは違います。

マーガリンにはトランス脂肪酸という非常に硬い油が使われています。

細胞膜は柔かいのが理想です。

マーガリンだけではなくスナック菓子にも多く含まれているとされているのですがこのトランス脂肪酸が多くなると細胞膜が固くなりますので色々な不調の原因になります。

例えば赤血球。

赤血球は柔らかいゴムまりのようなのが理想です。

赤血球が固くなれば細かい指先、足先に行くことができません。

酸素が運べないということです。

慢性的に冷えたり、しびれたりの原因にもなります。

 

脳や神経の細胞も固くなれば物忘れが激しくなったりすることにつながることも考えられます。

 

油ってすごく重要です。

安価なものを選びたくなる気持ちは非常にわかりますが数十円勇気を持つことで将来すごくお釣りがくるかもしれません。

僕はそのような考え方にパラダイムシフトしました。

おかげさまでアレルギー性鼻炎がないので幸せに春を迎えられています。

 

 


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

脂肪がエネルギーになる時は運び屋が必要

専門職に依頼

依頼という表現が適切かどうかは別として脂肪がエネルギーになる際には必要な存在がいます。

まず脂肪がエネルギーになるとはどういうことかと説明すると食べ物を食べて取り込まれた脂肪、いわば脂質が消化酵素によってちょきんと切られて脂肪酸になります。

それがミトコンドリア内に入ってアセチルCoAというものに変わることでエネルギーのサイクルに乗ることでエネルギーに変わります。

そのミトコンドリア内に入る時に専門の運送業者、運び屋に依頼する必要があるわけです。

ちなみに脂肪酸がアセチルCoAになる時に起こる反応をβ酸化と呼びます。

そして、その運び屋をカルニチンと呼びます。

※なぜか女性ドライバー。そこはスルーで。

 

カルニチンがあることによって…

脂肪酸はミトコンドリア内にスッと通過して入り、アセチルCoAになりエネルギーに変わっていきます。

 

しかし、このカルニチンがないと。

ミトコンドリア内に入れずエネルギーにはなりません。

脂質があぶれたままです。

 

カルニチンを合成するには何が必要?

カルニチンは人の体内で合成されます。

特に肝臓、脳、腎臓。

この3つの臓器で行われます。

そしてそのカルニチン合成に必要な栄養素は以下です。

・ビタミンC

・ナイアシン(ビタミンB3)

・鉄

・ビタミンB6

 

よって脂質をエネルギーに変えるにはぼーっと生きていては変わらない。

これらを意識する必要があるということですね。

 

ちなみにココナッツオイルなどの中鎖脂肪酸はカルニチンがなくてもミトコンドリアにスッと入れます。

その速度オリーブオイルなどの長鎖脂肪酸に比べ4倍、代謝は10倍はやい。

すごい中鎖脂肪酸!

 

以上

脂質がエネルギーになるお話でした


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

お腹の調子が悪いあなた必見!脂質の消化

脂質の旅路は長い

脂質というのはいろんな種類がありますというお話を先日しました。

では今日は脂質がどう消化吸収されるのかをブログにて書いていきます。

 

まず脂質というのはこんな形をしています。

トリグリセリド、エネルギーになるんです。

このままの形では小腸が吸収できませんのでまずここを切ります。

グリセロールと脂肪酸を膵臓のリパーゼが切り離します。

まずこの工程が必要です。

 

ではちなみに!

糖・タンパク・脂質はどこで吸収されるのか?

それは小腸です。

吸収されてから体の各部に栄養を運ぶのは血液なので毛細血管に栄養素が行く必要があります。

・糖、タンパク質は直接毛細血管に入ります。

・脂質はリンパ管に入ってから毛細血管に入ります。ワンクッションあるんですね。

・脂質の中でも中鎖脂肪酸、例えばココナッツオイルなどはそのリンパ管を飛ばして飛び級で毛細血管に入ります。

 

では脂質が吸収されるまでどのような行程になるのでしょうか?

 

①脂質が入ってくる。例えばお肉とか食べる。

②膵臓のリパーゼが脂肪酸を切り離してくれる

ここまでは説明しましたね。

③肝臓で作られた胆汁酸がこの脂肪酸たちを包み込むイメージ

胆汁って緑色ですからね。たまに鳥レバーにも緑色のもの着いてますよね。あれです。

ちなみにまだ吸収されてませんよ!

④脂肪酸たちをミセル化といって乳化。マヨネーズのように吸収されやすい形にします。

こうなるとお水に溶けやすい粒のような状態になります。

この時に脂溶性ビタミンA、K、D、Eなども吸収されやすくなります。

だから胆汁酸が出ていないと脂肪は吸収されずエネルギーにならないし、脂溶性のビタミンも吸収されません。

次に小腸に入る。

⑤小腸に入ったらミセルから離れます。

その後再び中性脂肪になり。

カイロミクロンというのを形成。カイロミクロンという乗り物に乗るイメージ。

その後リンパ管から毛細血管に入ります。

そして初めてエネルギーの要素になるんです。

 

お腹の調子が良くないとどうなる?対策までご紹介

なぜこんな長く説明したかって?

正常な時がわからないとイメージがつかないからです。

ここで大切なのは胆汁酸。

めちゃめちゃ鍵となります。

胆汁酸が出ていないと脂質は吸収されないんです。

脂質は吸収されない?

やった〜!

 

ってこれはだいぶまずいです。

スマホの充電ができないのと同じですよ!

 

また脂溶性のビタミンも吸収されません。

だいぶまずいです。

 

胆汁酸とは肝臓で作られて胆のうに蓄えられます。

ではいつ分泌されるのか??

 

これは腸の蠕動運動が起こっていると分泌されます。

腸の蠕動運動が良くないと当然お腹の調子が悪いです。

その腸の蠕動運動が起きてない時というのはどういう時か?

自律神経の緊張が強い時、ストレスに晒されている時です。

また油ものを食べて下痢をしてしまう時なんかは胆汁酸が出ていないので下痢をしてしまうわけです。

それもひとつのバロメーターになります。

 

対策を数点ご紹介します。

そんな時は薬局でこれを買って飲むと良いです。

ウルソ。

これは胆汁酸を出してくれます。

サンドラッグにも売ってます。

 

さらにリンゴ酢なども良いです。

胃酸や胆汁酸の分泌を促します。

 

またお腹を温めたり。

鍼を使ってお腹を緩めたり。

お腹を緩めると迷走神経という神経が刺激されて腸が動くようになります。

 

また胆汁酸が出ていないときはLDLコレステロール値が高いです。

LDLコレステロール値が高いというのは材料だけ余っている状態です。

なぜなら胆汁酸はLDLコレステロールによって作られるからです。

腸肝循環という言葉があります。

腸と肝臓は門脈という連絡通路で繋がっていますので腸の状態が良くなれば肝臓の状態が良くなり胆汁酸が作られやすくなります。

よってお腹が動くこと、つまり腸が動くことというのはそういった部分でも大きな意味合いがあります。

 

以上

今日は脂質の消化概論から対策までをお伝えしました。

 


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

ニュース


2020年2月4日 腰痛解決・病院では教えてくれない【連動】による鍼灸アプローチ 長年腰痛でお悩みの方は人生が変わります!
病院ではお話しされない腰痛が解決する当院独自の『連動』理論を徹底解説しております。
ぜひご覧ください。

ブログ記事も合わせてお読みください»

Instagram
電子問診票
ページのトップへ戻る