あま市の鍼灸「自律神経・お腹のお悩み専門」フルミチ鍼灸院
ネット予約

愛知県あま市古道長田451-1 (名鉄七宝駅から北へ1km)

■営業時間 9:00~12:00/14:00~19:00

■休診日 水曜日午後、日曜日、祝日の月曜日

土曜日午後も診療駐車場完備

ブログ

ブログ

『異常は無いけれどしんどい』にお答えします。AST/ALT編

血液検査のAST・ALTについて

当院では自律神経失調症、産後うつ、起立性調節障害、不眠などといったお悩みの多く対応しております。

最近では鍼灸の施術に加えて、栄養療法で日常生活の過ごし方をアドバイスしているのですがその時に血液検査のデータを持ってきて頂き、拝見をしています。

多くの方がこのように言われます。

 

「病院では異常は無いと言われました」

 

あなたはどうですか??

 

ここでクライアントさんが不安になるのは異常は無いと言われたけれども体調がしんどいというところ。

異常がないなら体調は快調でありたいわけですがどうもそうではない。

だからこそ迷ってしまうわけです。

今日はその中でも血液検査中AST/ALTという項目について見ていきたいと思います。

 

AST・ALT

これは僕の血液検査の値です。

AST(GOT)、ALT(GPT)という項目があります。

ややLDHが低いことは置いておいて今日はAST/ALTを見ていきます。

古い教科書ではGOT、GPTと呼ばれます。

 

AST、ALTは一般的な解釈では肝臓の数値とされていますが栄養学的にはアミノ基転移酵素という酵素ですから代謝に関わるものです。

ちなみに代謝というのはAという物質からBという物質に作り変えること。

このAST/ALTも代謝に必要な材料なのです。

AST/ALTともにタンパク質、ビタミンB6から作られます。

それらが足りなければタンパク質とビタミンB6が足りないということになります。

そしてそれらが足りなければタンパク質の合成、アミノ酸を作り変える代謝がうまくできません。

ちなみにASTは心臓や筋肉に多く、ALTは肝臓に多いです。

数値の異常があればその点を疑いたくはなります。

 

さて、病院では異常がないけれどしんどいというのはなぜ起きてくるのでしょうか?

病院ではASTの基準値10~40、ALTの基準値6~40、この範囲内に入っていれば高値、低値に※が付きます。

しかしこの両者の関係性まで触れられることはあまりありません。

ここが問題!

対して栄養学的にはAST/ALTの理想値は20/20。

それらが2以上開いていればビタミンB6の不足。

そもそも両者が低値AST/ALT=15/7とかですとタンパク質の消化吸収ができていない、代謝も悪いし、ビタミンB6も不足していると考えれます。

つまり、低タンパクかつ低ビタミンB6ということになります。

このように両者の関係まで触れられることは少ないから異常がありませんという話になりがちです。

高かったら肝臓よくないですねという話になるとは思います。

ちなみに自律神経失調症や産後うつ、起立性調節障害でお悩みの方はこのAST/ALTが低く、この両者の差が開いているパターンが非常に多いです。

 

AST・ALTの低値、差の開きで何がある?

先ほどもお伝えしたようにAST/ALTともに低値の時は低タンパク質です。

そもそもそれらがタンパク質でできている酵素ですからね。少ないということは低タンパクです。

じゃあ少ないと何がいけないのか?

AST、ALTがあることによって人の体のエネルギーを作り出すミトコンドリアの働きが良くなります。

ここからは少し専門的な話

ALTの活躍で非必須アミノ酸のアラニン→αケトグルタル酸→グルタミン酸・ピルビン酸ができます。

ASTの活躍で非必須アミノ酸のアスパラギン酸→αケトグルタル酸→グルタミン酸・オキサロ酢酸ができます。

ちなみにこれらがあることによってミトコンドリア内のクエン酸回路・TCA回路がぐるぐる回ってエネルギーになります。

なければエネルギーは作れません。

だから疲れるし、体調不良になるわけです。

 

そしてその両者の差が開くとどうなるのか??

ASTとALTの差が2開くとビタミンB6不足。

あまりピンときにくいところではありますがこのビタミンB6は必須アミノ酸のトリプトファンを幸せホルモンであるセロトニンに変えます。

そしてそのセロトニンはマグネシウムなどによって睡眠に関わるホルモンであるトリプトファンに変わります。

よってセロトニンがなければ幸福感は感じられなく、不眠にもつながりかねません。

それらの点を考えても自律神経失調症、産後うつ、起立性調節障害でお悩みのクライアントさんにAST/ALTが低値、差が開いている人が多いことも納得できるのではないでしょうか?

あなたもご自身の血液検査のデータを見てみるとわかりやすいかもしれません。

 

なぜ??

その背景にはタンパク質を削らないといけなかった理由が考えられます。

むしろ背景がめちゃめちゃ大切!

糖質過多からの低血糖もその一つですし、ストレスによる副腎疲労もその一つです。

運動不足によるミトコンドリア機能低下もその一つです。

そして問診・カウンセリングなどしながらご自身を知ると見えてくるかもしれません。

また鍼灸と栄養療法を兼ね合わせればそれらの点の解消に繋がりますので体調が良くない、不眠が続くなどといったお悩みをあなたがお持ちの場合はぜひ一度ご相談くださいませ。

 

以上、今日は病院では異常がないと言われたけれどしんどい理由、AST/ALT編でした。

 

施術のお問い合わせはこちら

フルミチ鍼灸院

愛知県あま市古道長田451−1

052-770-4154


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

タンパク質何を食べればいいのか?にお答えします

アミノ酸スコアという考え方

タンパク質をとりましょう!というのはここ最近TVでもプロテインの特集が組まれたりする関係で耳にする人も多いかと思います。

しかし、何を食べたらいいのかよくわからないという方も少なくありません。

 

ここでご紹介したいのがアミノ酸スコアという考え方。

簡単にいえば食材にタンパク質の点数がついているので高い点数のものを食べましょうというわけです。

アミノ酸スコアが高いものをとりましょう。

江崎グリコさんの拾い画ですが桶の理論

桶の板の高さがタンパク質のクオリティになります。

桶の板が一枚でも低ければ水は溢れてしまいます。

そこがタンパク質のクオリティになります。

うん。

この図はわかりやすい!!

 

さて、身近な食材では何が高いのかを考えていきます。

卵はアミノ酸スコア100です。

資料にもよりますが鶏肉も高いです。

動物性のタンパク質は高いです。

 

対してパン・パスタなどの小麦は非常にアミノ酸スコアが低いです。

 

あくまで傾向としてですが自律神経失調症、産後うつ、起立性調節障害でお悩みの方は小麦などアミノ酸スコアが低いものでお腹がいっぱいになってしまう傾向があります。

なかなかタンパク質が多いものはなどは食べられない。

タンパク質を分解する胃酸が出ていないことも考えられます。

よって胃腸のケアもしていく必要があります。

その点は鍼灸の得意分野ですから是非ご相談ください。

 

さて、今日はどのようなタンパク質が良いかというお話でした。

 

施術のお問い合わせはこちら

フルミチ鍼灸院

愛知県あま市古道長田451-1

052-770-4154


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

筋トレをすると疲れが溜まりにくくなる3つの理由

意外や意外な筋トレと疲労感の関係

筋トレをしましょう!とよく耳にしますがなかなか行動に移せないという人も多いのではないでしょうか?

 

あなたはどうですか??

 

むしろ「家に帰ってきてまで疲れることをしたくない。」という声も聞こえてきそうですが実は筋トレをすると疲れが溜まりにくくなるんです。

 

筋トレをすると疲れが溜まりにくくなる3つの理由

①ミトコンドリアが増える

人の体にはミトコンドリアと呼ばれる簡単にいえばエネルギーを作り出すでっかい工場があるわけです。

筋トレ、そこまでいかなくても運動をすることでミトコンドリアが増えるのでエネルギーを作り出す工場を増やすことができます。

エネルギーが作れないともちろん疲れます。

 

②グリコーゲンと呼ばれる糖をたくさんストックできるようになる

人はまず糖・グリコーゲンをエネルギーに変えます。

その変える先の工場が細胞や先ほど触れたミトコンドリアなんですがそのグリコーゲンを実は肝臓と筋肉にストックすることができます。

もちろん筋肉の量が多い人ほどストックできます。

スマホで例えるなら携帯用の充電器の大きさとパワーがついてくるわけです。

活動していても筋肉がない人よりも疲れにくくなります。

 

③ストレスの解消になる

これは運動している最中のことを考えてみるとイメージしやすいですかね。

自分と向き合っているんです。

瞑想状態と同じような感覚です。

ストレスフリーな状態、誰かを意識するとか、社会での競争から離れることができる自分の時間が作れます。

 

※もちろん度を越すときついので負荷は自己調整でお願いします。

 

施術のお問い合わせはこちら

フルミチ鍼灸院

愛知県あま市古道長田451-1

052-770-4154


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

栄養素の働き.タンパク質を削ってませんか?

栄養素の役割を分けてみた

食事をとっているとあまり意識はしないことですが意識しないからこそお腹がいっぱいになってしまえばいいかみたいになってしまいがちです。

しかし、役割が分かればまた見方が違ってきます。

まず表にしました。

・身体のエネルギー源になるのは糖質・脂質・タンパク質

・身体の材料になるのは脂質・タンパク質

・身体の調子を整えるのはビタミン・ミネラル

 

まず大切なのは糖質をとって、細胞やミトコンドリアと呼ばれる場所でうまくエネルギーを作れる身体になることが大切ですね。

なぜなら脂質とタンパク質はエネルギーにもなるし、材料にもなるという役割を兼ねています。

つまり、糖質がうまくエネルギーに変わらなければ身体の材料になる脂質とタンパク質をエネルギーに変えてしまいます。

糖質がうまくエネルギーに変えられない低血糖な状態が続くと低タンパクな状態になってしまいます。

タンパクを削ってしまうイメージです。

タンパク質は身体を作る、つまり髪の毛や筋肉を作るものであるとともに消化酵素やミネラルや酸素を運ぶ役割をするなど働きは多岐に渡ります。

じゃあ美容のためにタンパク質を取りましょう!と言われても根底にある低血糖症状が解決しなければ結果的にタンパク質がエネルギーに使われてしまい消化酵素が作れず消化ができないので本当の意味で身につかなくなってしまいます。

 

低血糖を防ぐためにも三大栄養素は程よくバランスよくとっておくことが大切ですね。

 

ちなみに僕は鶏が大好きです。

高タンパクです。

 

施術のお問い合わせはこちら

フルミチ鍼灸院

愛知県あま市古道長田451-1

052-770-4154


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

『異常はありません』と言われたけれど不調。その理由は?

ドーズレスポンス・個体差という考え方

「病院で血液検査してもらいましたが異常はないって言われました。」

 

これはすごく多いフレーズです。

特に当院のような自律神経失調症や産後うつや起立性調節障害でお悩みの方を多くみる院では患者さんが血液検査のデータをとった上でご来院されるのでおなじみのフレーズといえばおなじみのフレーズです。

 

血液検査では異常なし。

でも体調は芳しくない。

 

なぜそのようなことが起きるのでしょうか?

 

結論から申し上げると病院の一般的な解釈と栄養学的な目線での解釈とその目的が異なるからです。

 

ドーズレスポンス

ビタミンをとるにしても最低必要量の摂取と症状改善の最適量は異なるわけです。

これをドーズレスポンスと呼びます。

目的をどこに持っていくかで伝える内容は変わります。

例えば知らず知らずのうちに足に青あざができることが多くなりました。

となれば軽度の壊血病のようなものと考えられるので「一日当たり100mgはビタミンCを取りましょう」と言うアドバイスになります。

対してストレスが増えてきて夜眠れない、朝起きられないと言う訴えであれば「副腎を回復させるために1日3000mg~4000mgのビタミンCを取りましょう」と言うアドバイスになります。

他にもビタミンB1不足は脚気になるので豚肉を食べましょうとなりますが脚気でもないけれどイマイチ体の疲れが抜けないと言うのであればビタミンB1をサプリメントで補い、ミトコンドリアというエネルギーを作るものを活性化させる必要があります。

このように目的が違えばアドバイスも異なるわけです。

 

厚生労働省や病院では最低限の量を伝えますので“足りてる”という判断になります。

それも正解です。

しかし、体調改善となると少ないといえます。

 

個体差という考え方

また解釈により差が生まれます。

例えばLDLコレステロール。

一般的には悪玉コレステロールと呼ばれ動脈硬化の因子となるので低ければ低いほど良さげなイメージです。

しかし、栄養学的な考え方ではLDLコレステロールが低いと身体にとって必要となる胆汁やステロイドホルモンの原料が不足していることになります。

そしてその人その人の体の状態によって摂る栄養や気をつける生活習慣が変わってきます。

これを個体差と呼びます。

一例を挙げるならLDLコレステロールはリポタンパクというタンパク質です。

タンパク質はただ肉を食え、プロテインを飲めではなく分解され、吸収され、利用されないといけません。

例えば肉を食べるのがきつくなってきましたという人がいたとしたら胃酸が出ていないことが考えられます。

胃酸はなぜ出ていないのか???

仮説としてストレスがかかり、自律神経の緊張が抜けないからかも知れません。

じゃあそのケアをしてあげよう。

このようにその人その人が抱えられている状態によって考えられること行うことが違うわけです。

 

お話を戻しますと血液検査的に問題がない、でも不調がある。

最低限死なないという基準値を満たしていれば問題がないという解釈と身心共に健康な値は解釈が異なること。

そして根本原因や背景、それに必要な栄養素やアドバイスは個々人違いがある。

だから問題がないけれど不調という問題が起きてくると考えられます。

 

施術のお問い合わせはこちら

フルミチ鍼灸院

愛知県あま市古道長田451-1

052-770-4154


ご予約・ご相談お待ちしております。

フルミチ鍼灸院へ電話をする

フルミチ鍼灸院と友だちになる

フルミチ鍼灸にネット予約する

ニュース


2020年2月4日 腰痛解決・病院では教えてくれない【連動】による鍼灸アプローチ 長年腰痛でお悩みの方は人生が変わります!
病院ではお話しされない腰痛が解決する当院独自の『連動』理論を徹底解説しております。
ぜひご覧ください。

ブログ記事も合わせてお読みください»

Instagram
電子問診票
ページのトップへ戻る