2017年の年末最後の日
ある方の紹介で予約が入りました。
『首・肩が激痛だそうです。』
一度見てみることに。
何とその方。
なかなか寝つけず、仕事を休むほどになっていました。
問診表を記入していくだけでもけっこうしんどそうです。
事の経緯
12月26日にいきなり痛みが走る。
それまでは何もなく。
ではその周辺で何があったのか?
めちゃめちゃ仕事が忙しかった時期であり、『責任』を持って仕事に取り組んでいたとのことでした。
しかし、あまりにも痛みが走るので病院へ。
そこで出た診断は『え~と、おそらくこのレントゲンを診る限り骨と骨の間が狭くなっていてそれが神経に触れて激痛になっているかもしれない。』とのこと。
構造的に問題があるという見解です。
では、その方に『楽な時はありますか??』とお聞きしたところ、こう答えました。
『いい時と悪い時があります。』
あれ?
いい時は骨と骨との間が広がったんでしょうか?
そこで一枚の写真をみせました。
この写真の人、15年前に頸椎の靱帯を断裂。
10年もしたら手にシビレが出てきて手術も覚悟してくださいと言われました。
実際に写真を見ても一番上が前に飛び出していて神経に当たるというわけです。
しかし、今も元気に手がしびれることなく手を使った仕事をされています。
このように構造的なお話ではなかなかつじつまが合わないこともあります。
そんなお話をしたところ患者さんの顔が変わりました。
パッと明るくなったわけです。
治療自体はアクティベータメソッドを年末と年明けと2回。
年末の時点でかなり回復をされていました。
問診で情報を整理して、神経系のエラーを取り除いてあげたわけです。
またこれからは予防をしていければよいと思っています。
※ちなみにあのレントゲン写真の人は僕です。
15年前は絶望的な出来事として、受傷後数時間して筋肉が硬くなり、それを機に辞めなければならないこともあったり、周囲にご迷惑もおかけして、今でも心配をしてくださる方もいらっしゃいます。
しかし、今では姿勢や構造的な問題でお悩みの方がこのように人がパッと明るく、笑顔になれるような出来事になっています。
スギヤマ治療院~古道院~杉山英照
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