実は途中から鍼灸院になりました
2025年5月7日で開業10年になります。
今はその振り返りをしています。
前回のブログはこちら
変えた方がいいですよ!
整動鍼を導入し、SQ-salonにて目的がわかり、夜明けを迎えました。
そんなある日、保健所の人と話す機会がありました。
「あの〜、これずっと言われていることで広告の仕組みが変わる、規制が厳しくなるってずっと言われていますがあまり治療って言葉は使わない方が良くなったりするんですかね?」と保健所の人にお聞きしました。
すると保健所の人はこう言います。
「そうですね。この件に関してはずっと言われていますが今後のことを考えると治療って言葉は使わない方がベターかと。」
続いて僕はこう聞きます。
「当院、スギヤマ治療院っていう名称ですがこの治療院の治療も変えた方がいい??」
保健所の人はこう言います。
「変えた方がいいと思います。」
ん〜。
この名前でやってきたし。
どうしようか。
どんだけ揉んでくれんの?
悩んでいた時に一本の電話が入ります。
「あのさぁ、そちらって何円でどんだけ揉んでくれんの?」という問合せ。
こんなにダイレクトなものはかなり異例ですが過去にも鍼灸をやるというと「えっ、鍼やるんですか?」という返事があることがありました。
つまり、スギヤマ治療院だとなんの治療をするところなのかがいまいち伝わっていないということが分かりました。
保健所の人もこう言ってるし、でもお金がない。
どうしようか。
仲間とのチャレンジ
前回のブログでも登場したSQ-salon。
その中で小規模事業者持続化補助金にチャレンジする試みがありました。
これはいい機会だ!
そう思い、仲間とチャレンジしました。
この期は3名チャレンジして、3名とも小規模事業者持続化補助金が通り、今でもこの3名とも事業を継続しています。
その5年後仙台で再会した時の写真です。
男3名でチャレンジしました。
名前を変える
スギヤマ治療院はキックボクシング関連で知り合った鑑定の人にみてもらいました。
この方を否定するわけではないですがすごく自信のある方でした。
「◯◯選手は数年後大怪我をして引退する」とか「◆◆選手は30に結婚する」とか名前を見て色々とおっしゃってました。
すごく自信がある感じなので命名をお願いし、スギヤマ治療院と名前が決まりました。
このブログでも取り上げたようにスギヤマ治療院はなかなか苦戦続きでした。
また、◯◯選手は怪我をすることなく10年経った今でも大活躍中ですし、◆◆選手は結構早めに結婚しました。
もしかして、あまり信じたくないけれど名前があかんのかな。。。
なんか、すごい違和感を感じていた矢先、タイミング的には先ほどもお話しした保健所との話し合いがありました。
それを経て、分かりやすく鍼灸院にしようと決めました。
昔の仲間を頼り
時を経て、小規模事業者持続化補助金が通りました。
名前を変える決意をしていたので昔、お世話になった大須の母こと相賀さんを訪ねました。
私と相賀さんは私が23歳の時からの仲間です。
色々と話し合いの結果。
相賀さんにフルミチ鍼灸院という名前をつけてもらいました。
名前をつけてもらった後、怖いもの見たさに「スギヤマ治療院」を見てもらいました。
相賀さんはこう言います。
「お前、すごい頑張ったんだな。杉山。この名前、どんだけ頑張っても花が咲かない、芽が出ない。」
この時全く、未練なくスッキリ。
次のステージに向かうことができたことを覚えています。
ここから
ここへ。
2019年10月10日にフルミチ鍼灸院に名前が変わりました。
鍼灸という選択があなたにはあります。
しかし、ここからまたフルミチ鍼灸院は大変なことになります。
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