学生スポーツで一番人から見られるスポーツとはなんだろうか??
野球?サッカー?アメフト??
これらはせいぜい5万人以下しか見ることができない。
ではなんだろうか?
答えは【駅伝】である。
駅伝、特に箱根駅伝は沿道に100万人を超える人が見に来る。
TVを含めるとさらに多くなる。
その中でも箱根駅伝第5区は『5区を制するものは箱根を制する』と言われメディアでも【山の神】と称される人物が誕生する。
記憶にも新しいこの方。
柏原竜二さんも山の神と称された一人である。
柏原竜二さんは現在現役を引退され、何をしているか?
先日Yahoo!のトップになっていました。
<山の神>柏原竜二さんアメフトのマネージャーに
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170601-00000120-mai-spo
何と。
あのアメフト富士通フロンティアーズでマネージャー業務をしているとのこと。
山の神と称され、新聞の1面になり、たくさんのスポットライトを浴びた方が現在は裏方にまわっている。
これはグッときますね。
本当に裏方に誇りがもてる記事だと思います。
僕は基本的に脚光を浴びるという経験がありませんでした。
中学ではソフトテニス部に所属していましたがなかなか成績が上がらず後進の指導にあたる機会が多くなりました。
卒業式の時に顧問の先生から「本当にありがとう。一個下のやつらはすげー強いんだわ。真剣にやってくれてありがとう」と言われました。
当時は「ああそうか。慰めの言葉か。」くらいに思ってました。
それから半年後、その一つ下の学年は全国大会に2組出て、全ての組が東海大会以上にいきました。
大学では大きな怪我を患い、途中で部を引退しました。
部からは「残ってくれ」と言われましたが、僕は「プレーをしないということはいても意味がない。スタッフ=雑用じゃねぇか。残れはないだろう。」と踵を返しました。
時が経ち、こういった仕事に付いている縁もあり、社会人アメフトのスタッフであったり、キックボクシング選手のケアをする機会に恵まれました。
そこで分かってきたことがあります。
自分の仕事が人の活躍の場に繋がるという事を。
ここまで出た話。
受け入れられなかった中学、大学。
すすんで仕事をした社会人アメフト、キックボクシング選手のケア。
すべて共通していることは【裏方】ということである。
今現在、自分が目の前の事に集中をし、そこに徹して頑張れば自分が支えた人にスポットライトが当たる。
スポットライトが当たれば当たるほど影は大きくなる。
そう。
影が大きな働きをすればするほど結果に繋がるである。
どの仕事も誰かがいて、誰かが喜んでくれることにつながると思います。
基本的に誰かの裏方なわけであります。
裏方である事は恥ではなく、誇りを持つ。
中学の卒業式の日に言われた先生の言葉は今になって非常に染みます。
柏原竜二さんの記事を読んでも現在自分の置かれている立場は過去とは違うけれど、今ある立場でベストを尽くすことが人の為にも自分のためにもなりそれが自分の価値となるんだと思いました。
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